50代60代女性が若く見える髪型まとめ
50代を過ぎたからって急に老けこんだヘアスタイルはしたくないけれど、髪質は若いころのようにはいかないし、だからといってショートヘアにするのもと思う女性も多いのではないでしょうか。 昔ならいざ知らず、今の50代60代はまだまだオシャレもアクティブにいきたいですよね。 そこで今回は50代60代の女性にオススメのヘアスタイルをご紹介します。1.ロングヘアはまずミディアムヘアに
今まで若いころからのロングヘアをキープしてきたのに・・という方はまずは長さをミディアムに変えてみませんか? 50代以降の方に髪の長さの短いヘアスタイルがオススメされる理由の一つが、トップヘアのボリューム不足です。 若いころは誰しも髪質も丈夫で、コシやハリも十分あるのでロングヘアにしていても、トップヘアはしっかりふんわりボリュームを保てます。 でも年齢を重ねるごとに、いくらヘアケアをこまめにしていても、コシやハリは徐々に失われ、髪の毛の全体量も少しずつ減ってきてしまいます。 そんな時に若いころと同じようにロングヘアをキープしていると、髪自体の重さで、髪の根元がどんどん下向きにひっぱられてしまいます。 それによりコシやハリを失くした前髪や頭皮に近い部分がぺったり頭に張り付くような形になってしまいます。 これではいくら毛先をヘアアイロンでふんわりさせたりカーラーで巻いたりしても逆効果。 他人の目線はどうしても前髪やトップ部分に集中しがちなので、本来以上に「痩せた髪の毛」のような印象をもたれてしまいます。 その上、髪の根元部分がひっぱられてピンと頭皮にはりつくように見えることで、見せたくない染め残しや生え際の白い毛が悪目立ちしたりしたら大変です。 だからといって、今の今までロングヘアだった方にいきなりショートヘアはハードルが高いですよね。 似合う洋服を急にあつらえ直すのも大変なので、まずはロングヘアからミディアムへの変更をオススメします。 毎朝、トップボリュームをつけようと化粧台の前で格闘していた、という方も引っ張られる重さがなくなることで、以前よりずっと楽に前髪ふんわり、をキープしやすくなります。
2.ミディアムヘアからショートボブに
今まではミディアムヘアだった、という方は少し軽めのショートボブに挑戦してみてはいかがでしょうか? 特に毛先を工夫できる長さで、全体にボリュームを出す形のショートボブは若い人たちだけの特権にするのはもったいないところです。 50代60代の女性にこそ向いている髪型です。 一つにはその手入れのしやすさが挙げられます。 ヘアカラーや自宅でのセルフヘアマニキュアなどもショートボブ程度の長さであれば、ご自分で楽々後ろも手が届くので、色ムラ染めムラなくお手入れできます。 入浴の際のヘアトリートメントも生え際から毛先まできちんと浸透させることができるので、髪質改善を図るにはもってこいです。 洗った後のタオルドライやドライヤーでの髪のお手入れも時間が短縮できるので、髪に余計なストレスを与える心配もありません。 また、ショートボブ程度の長さがあれば、ショートにする際の懸念の一つであるワンパターン、という心配もなく、ヘアアレンジも可能です。 今はショートボブでも使えるヘアアクセサリーも様々なデザインや材質のものが販売されています。 お出かけ先や季節に合わせて用意しておけば、ドレッシーな感じからスポーティに決めたい時まで、オシャレも十分満喫できます。 また、ショートボブは帽子との相性も抜群ですので、ベーシックなものから少し奇抜かな?と思うものまで、いろいろチャレンジしてみて下さい。 帽子のオシャレの時に気になる脱いだ後のヘアスタイルも、ショートボブであれば、手ぐしでくしゃくしゃっとエアー感を出してやれば、素敵に決まります。 心配な方はヘアサロンの方に「手ぐしでもアレンジが決まるショートボブにしたいんだけど」とご相談されれば、髪質や色、頭の形に合わせた提案をしてもらえると思います。
3.こだわりのロングヘアー派の方は
「色々言われるのはわかっているけど、ワタシは何と言ってもロングヘアーがいい」という方は、2点に気をつけることを鉄則として下さい。 その2点とは直線とぺたんこは避ける、ということです。 まず直線というのは、髪のラインのこと。 日本人形のような直線的なロングヘアはオリエンタルビューティの極み、という感じもして素敵ですが50代を越えてくると、避けた方が良いヘアスタイルです。 染めムラや白髪のうねりが悪目立ちしてしまいがちになってしまうからです。 ヘアアレンジでゆるくまとめてみたり、アップにしてみたりと、せっかくのロングヘアがより美しくみえるように工夫してみて下さい。 また、ぺたんこ髪はどの長さでも老けて見える要注意ポイントですが、やはりロングはその長さのためもあるので、よりぺたんこ髪が目立ちやすくなります。 全体にゆるくウェーブをつけてボリュームを出したり、前髪も逆毛を立てて、ハリをつけるなどしてぺたんこ髪にならないようにしてロングヘアを楽しむようにして下さい。
自分に合った若くみえる髪型を楽しく見つけよう
50代60代のヘアスタイルというと、ショート一辺倒のように言われがちです。 もちろん、ショートがオススメされるにはそれなりの理由があってのことです。 しかし他のヘアスタイルでも、ウィークポイントに気をつけてきちんとしたお手入れを欠かさなければ、あなたの好きなヘアスタイルを諦める必要なんてありません。 きちんと悩みや相談にのってくれるヘアサロンを見つけて、あなたらしい個性のあるヘアスタイルでますます輝くアクティブ50代60代を目指しましょう。