若返りに食べたい食べ物4つ。アンチエイジングな食事をとろう

若返りに食べたい食べ物4つ。アンチエイジングな食事をとろう

アンチエイジングという言葉がよく使われますが、年齢よりも若くありたいと思う気持ちは多くの人が持っているものと思います。 ほとんどの人が、年齢とともに食が細くなり、きちんとまともな食事をとらないことこそが、老ける大きな原因に。 そこで、食の細い人ほど食べてほしい、若返りに向いている食べ物をご紹介します。

1.納豆ご飯

例えば、ご高齢の女性ほど、ご飯をあまり食べずにおせんべいなどのお菓子を食べ、みかんを食べ、そして食事はお漬物でお茶漬けを少々、なんて食生活をおくっている人がいらっしゃるのではないでしょうか。 しかし、そういった食事は、肝心な栄養素があまりにも不足しています。 人間にとっても一番大切な栄養素は「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の三つ。 ビタミンやミネラル、酵素、食物繊維などは少量で問題なく、絶対に不足してはいけないのは三大栄養素であるタンパク質・脂質・炭水化物です。 したがって、お菓子とみかんと漬け物だと、ビタミンや炭水化物などは足りていてもタンパク質と脂質があまりにも足りません。 そこで、納豆ご飯をオススメします。 納豆は完全食品と言っても良いほどの食品で、タンパク質と脂質はもちろん、食物繊維、骨粗しょう症予防になるビタミンとミネラル、納豆菌などの善玉菌が入っており、納豆を1パック食べるだけで栄養価は素晴らしくアップします。 そこにご飯を合わせることで炭水化物がしっかりと摂取できるので、体にとってかけがえのない健康を維持するための三大栄養素をしっかりと取れる最高の組み合わせ、といっても過言ではないでしょう。 ただし、炭水化物の取り過ぎは太る原因となりやすいので、おせんべいなどのお菓子は控えるようにしてください。

2.青魚

ご高齢者ほど不足がちになってしまう栄養素がタンパク質と脂質です。 しかし、ご高齢者ほど取ってほしい栄養素がタンパク質と脂質です。 タンパク質と脂質は新陳代謝を活性化させ、古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わる手助けをするので、いつまでも若い肌や髪の毛を保つためには欠かせません。 そこで、オススメしたいのが青魚です。 イワシやアジ、サバ、サンマ、ブリ、マグロ、カツオ、サワラといった青魚には、人間にとって欠かせない必須脂肪酸が大量に含まれているうえにタンパク質も豊富。 特に青魚の脂は最高で、脳を活性化し、中性脂肪を減少させ血管年齢を若返らせる効果があることが知られているので、肌や髪だけではなく体の内側も若返らせてくれます。 また、特にイワシやサンマなどは小骨ごと食べてしまうからミネラル分も非常に豊富。 青魚は納豆と同じくらいの完全食品なので、ご飯と一緒に食べ、三大栄養素をしっかりと摂取するようにしてください。

3.黒毛和牛

特に女性には欠かせない鉄分を多く含んだ食品が黒毛和牛です。 野菜や大豆にも鉄分が含まれていますが、黒毛和牛に含まれる鉄分はヘム鉄といい、その他の鉄分よりも7倍の吸収力を持っています。 鉄分はなんといっても血液をたくさん作ってくれるので、栄養も酸素もすべて血液によって体に運ばれるわけですから、老化防止にかけがえのない栄養素です。 しかも、鉄分は老化の原因とも言われる活性酸素を除去してくれるので、黒毛和牛は若返り効果がかなり見込める食品と言えます。 そのうえ高タンパクであり、脂肪は青魚と同じ不飽和脂肪酸のため、中性脂肪を除去し、血管年齢を若返らせる効果もあるのです。 誰が食べてもおいしい黒毛和牛は、味だけでもなく体にも最高の食材です。

4.昆布

和風ダシは栄養素の塊であり、飲む健康食品、飲むサプリメントといっても過言ではありません。 特に昆布の栄養素は素晴らしく、ミネラルの含有量は牛乳の約23倍。 交換神経を刺激し、タンパク質や脂質糖質の代謝を促す働きのあるヨウ素に至っては、すべての食品の中で一番です。 つまり、納豆や青魚、黒毛和牛などと一緒に昆布ダシの味噌汁を飲めば、体に効率よくタンパク質や脂質を回すことができます。 しかも、昆布には水溶性食物繊維であるアルギン酸とフコイダンがたっぷり含まれていて、これらは大きな整腸作用が期待できますし、抗がん性や肝機能の改善など、様々な効果があるとも言われている栄養素。 昆布ほど、体に欠かせない微量元素を含んだ食品は見当たらないため、体の健康を維持し、若返りも期待できるので絶対に食べてほしい食品です。

食べ物で若返りを目指そう

ここで紹介した食品は、黒毛和牛だけはちょっとお値段が張りますが、普段から食べられる当たり前のものばかり。 納豆も青魚も昆布も、毎日食べるお惣菜や味噌汁にできるので、ぜひ積極的に食べ、健康になって年齢以上の若さを保つようにしてください。