うつ病の原因は何?うつ病の原因を知っておこう

うつ病の原因は何?うつ病の原因を知っておこう

うつ病、昔は「心の風邪」なんてキャッチコピーが流れましたが、それは決して正しいキャッチコピーではありません。

そもそもうつ病は心の病気ではなく脳の病気です。

まだまだうつ病に関しては未解明な部分が多いのですが、過度のストレスにより脳内物質に異常が起こり発症する病気だと言われています。

なので、「うつ病かな?と感じたら気軽に心療内科や精神科にかかりましょうね」という目的だったのですが、「うつ病は心の風邪」ではありません。

ではこのうつ病、原因として何があるのでしょうか?

1.喜ばしい事も原因になり得る

まずうつ病は辛い事、嫌な事が度重なって発症するイメージが強いのですが、実は周囲から見たら喜ばしい事でもうつ病の引きがねになる事があるのです。

例えば、仕事における昇進、子供の結婚、新築購入などがあります。

仕事で昇進できたら誰もが喜ばしい事と思うでしょう。

本人でさえその昇進の発表を受けた時は、ガッツポーズをしてしまうぐらい喜んでいたりもするのです。

ですが、日にちが経つに連れて、「そんな重役が自分に務まるだろうか…」と不安にいっぱいになってきたりする場合があります。

または、出だしは良くても、実際に仕事を進めていくと、部下が思うように付いて来てくれなくて頭を悩ますという事もあるでしょう。

そうなると徐々にストレスを溜め始め、せっかく嬉しかった昇進が重荷へと変化していくのです。

子供の結婚も一般的にはおめでたい事です。

ですが、それまで実家に暮らしていてご飯だお風呂だとお世話してきた我が子が急にいなくなり、自分の存在意義を失うという場合もあります。

新築購入なんて誰もが夢見る事ですが、住み慣れた町を離れ引っ越してきた先では右も左も分からず、喋る相手もいないとなると、せっかくの夢のマイホームがうつ病の引き金になる場合だってあります。

2.成長過程に原因がある場合も

ストレスと聞くと誰もがマイナスのイメージしか持たないとは思いますが、ストレス=マイナスとは限らないのです。

人間はある程度のストレスを受けている方が、実は健全です。

それに同じストレスを受けても、それをストレスと感じるかどうかは人それぞれだと言われています。

このようにストレスという概念も、一般的なイメージと実際では少し違っている面もあります。

このストレスをマイナスのストレスと感じ、それによって脳内物質にまで支障を来たしてしまう原因の1つに、成長過程がどうであったかという点があります。

子供の頃、特に小さい内というのは無力であり、そして我がままがある程度許される年齢です。

このような時期に、親や周囲の大人から無償の愛情をたっぷり受けて来た人というのは、精神的にタフになっていきます。

つまり同じようなストレス源に出会っても、それを乗り越えられるたくましさが養われているのです。

3.生まれ持った性格に原因がある場合も

人間の外見も内面もある程度自分で作っていく部分も大きいのですが、この内面においてかなり固定されている性格に「不安」というのがあります。

この「不安」という性格は成長過程においても、なかなか変わらない部分だと言われています。

この不安に感じやすいという性格も決して悪い性格ではありません。

不安症、心配症の人は注意深くなりますので、前持ってきちんと準備すると思いますし、大きく破目を外したりもしないと思います。

つまり「石橋を叩いて渡る」といったタイプの人です。

ですが、この不安症な面が大きく裏目に出てしまうと、それがうつ病を引き起こす結果になってしまう場合もあるのです。

例えば仕事でミスをしその事で上司に叱られたとなると、それからは「又失敗したらどうしよう…」、「職場のみんなが自分の事を仕事が出来ない人だと思っているのでは…」とどんどん悪い方向に悪い方向に考えていってしまうのです。

このようなどんどん悪い方向に考える事で、更にミスをしてしまうという悪循環に陥ってしまう場合もあるでしょう。

このように生まれ持った性格が原因でうつ病を発症してしまった人は、認知行動療法という治療法を用いて、自分の考え方のパターンを変えていく治療法を受ける場合もあります。

ですから、このように生まれ付き不安症だと自覚している人は、簡単で良いので、日頃から日記をつけてみることをオススメします。

日記に書き出す事で、自分の考え方のパターンというのが見えてきたりします。

「いつもマイナス思考になっているな」と気が付いたら、そこで「違う発想は無いのか?」と自問自答する癖をつけていけば、少しずつでもストレス源を減らしていける事が出来るでしょう。

うつ病の原因を見つけよう

うつ病を経験している人、経験した事がある人にしたら、「うつ病は心の風邪なんて滅相もない」と憤慨したくなる事でしょう。

決してそんな単純なものではありません。

「うつ病にならない為には…」なんて事は今の段階では誰も立証する事は出来ませんが、ただ言える事は「自分を大事にしてあげられるのは自分だけ」という事でしょう。