痛風は症状によって何科か違ってくる!痛風かなと思った時に最適な病院とは

痛風は症状によって何科か違ってくる!痛風かなと思った時に最適な病院とは

痛風かなと思われる症状でお悩みの方は、自己判断で鎮痛剤などを服用せず必ず病院に行って医師の診断を仰ぎましょう。

症状が進んでしまうと痛みもさることながら治療にも時間がかかってきます。

1.まずは内科

どの病院にも必ずある科ですし、まずは内科を受診するのが一番でしょう。

何を置いてもまずは血液検査をします。

これで血液中の尿酸の濃度(血清尿酸値)がわかります。

そして次はほとんどの場合は尿検査をします。

痛風は非常に尿酸との関わりが深いからです。

尿検査では尿のpH(ペーハー)を測定して、痛風になりやすいかどうかの診断をします。

痛風は、同時に結石や腎臓病などの合併症も起こす可能性が高い病気なので、尿検査はその判定のためにもとても大切です。

医師の数も多く、紹介状が必要なくすぐに受診できるのもメリットなので、迷ったらまず内科と覚えておいて良いでしょう。

2.泌尿器科

健康診断などですでに血清尿酸値が高いと指摘をされている場合は、最初から泌尿器科を受診するのも一つの方法です。

痛風と診断が下りた後は当然治療が必要になってきます。

痛風の原因である尿酸値の上昇を抑える治療は、泌尿器科でされる事が多く、最初に内科を受診した場合も後で泌尿器科にまわされる事があります。

痛風は尿路結石も共に発症しやすい病気なのでこの場合の治療も泌尿器科になります。

すでに痛みが出ている方は最初から泌尿器科を受診された方が良いかもしれません。

痛風は尿路結石も共に発症しやすい病気なのでこの場合の治療も泌尿器科になります。

3.痛風外来

大きな総合病院の中には痛風外来があるところもあります。

ここでは尿のpH測定、血液検査の他にも、超音波検査、CTなどによる腎臓の検査も受けれますし、尿酸クリアランスクレアチニンクリアランス検査(尿酸が増える原因と腎機能を調べる検査)も出来ます。

さらに高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満、脂肪肝などの合併症がないかも調べてもらえます。

その名の通リ、痛風の治療に特化した科なので、お近くの病院に痛風外来があったり、痛風専門クリニックがある場合は最初からそちらを受診するべきでしょう。

ただ全国的に見てもまだまだ痛風外来のある病院は少ないのが現実です。

4.整形外科

痛風は、その痛みの強烈さから骨折や捻挫をまずに疑う事もあります。

すでに強い痛みがあり、脚が腫れていたりする場合は整形外科を受診してまずは痛みを取り除く治療をしてもらうと言う方法があります。

整形外科では骨折なのか捻挫なのか、痛風なのかの確定診断をしてもらえます。

痛風の痛み止め注射をしてくれたり痛み止めを処方してくれますので、今すぐにでも痛みを止めたいという場合は、整形外科での診断が最短距離と言えるでしょう。

痛風の痛みを止めるという点においては、内科よりも選択肢が広いと言えるかも知れませんが、整形外科ではあくまでも痛みを緩和するのが治療目的で、これは根本的な解決にはなりません。

痛風の根本的な治療を行うには、やはり上記の3つの科のいずれかを受診する事になります。

総合病院の場合、すべての科の間の連携が取れている事が多いので、スムーズに治療が進む事が多いでしょう。

5.リウマチ科

総合病院などのリウマチ科でも痛風の治療が可能です。

痛風によって引き起こされる関節炎の発作中は対症的治療で、消炎鎮痛剤等を投与して痛みを緩和し関節炎が治癒したら尿酸値とほかの病気の有無をチェックすると言った流れで治療する事がほとんどです。

関節炎の症状が出ていて、痛みを取りつつ同時に根本的な治療をしたい場合はリウマチ科を受診されてもよいでしょう。

しかし総合病院のリウマチ科では、紹介状が必要な場合もあります。

6.外科

あまりに痛みが強くて、外科を受診する方も多くなります。

外科でももちろん痛みを緩和する処置はしてもらえますが、その痛みの原因を突き止めるために、内科や泌尿器科、痛風外来の受診を改めて勧められる事がほとんどです。

とにかく痛みを何とかしたいが、整形外科が近くの病院にない、予約が取れないと言う場合は外科でひとまず痛みを取ってもらう事も出来ます。

しかし根本的な解決にはなりませんので、後日検査を受けて、内科的治療を始めないといけません。

痛風の治療は通常、かなり長いスパンで行われます。

生活習慣や食習慣とも深く関わっているために、痛みを取り除いておしまい、と言うわけにはいかないからです。

痛風の症状次第で行くべき科が違ってくる

痛風らしき症状が出た場合、どの科にかかるか、どの医師に診てもらうかは、症状の出方次第であると言えますが、その後の長い治療を続けていくためにも、総合病院を受診するのが一番良いでしょう。

今出ている症状が軽い場合は内科泌尿器科、すでにかなりの痛みが出ていてまず痛みをなんとかしたい場合は整形外科、痛風だと確信のある場合は痛風外来かリュウマチ科と覚えておいてもよいのはないでしょうか。