糖尿病の初期症状は足に出やすい!

糖尿病の初期症状は足に出やすい!

糖尿病の初期症状には、どんな症状があるのでしょうか?

「糖尿病という病名はよく聞くけれど、実際にどんな病気なのかあまりわからない」「自分が糖尿病になるのではないかと思うと心配で怖い。初期症状のうちに何とか気付きたい」といった方のために糖尿病の初期症状を、わかりやすく部位ごとにまとめました。


1.全身症状

糖尿病の初期にあらわれる全身の変化には以下のようなものがあります。

・口が渇く、水をよく飲むようになる

・ずっと疲れがとれず、けだるい感じがする

・トイレに行く回数が増えた

・少しずつ体重が減っている

・食事の後にひどく眠い

・体がむくんでいる

これらの症状はほんのささいな変化なので、周りの家族や本人でさえもあまり気にしていない事が多いのですが、

実は糖尿病の初期症状の典型例です。

体内の血糖値が異様に高くなってるために、喉が渇いて水を多量に飲みたくなります。

なので必然的に尿量も増えます。

たいして運動もしていないのに毎日10L近くもの水を飲むようなら、完全に糖尿病です。

また血糖値が高すぎるため血液はどろどろになっています。

体にきちんと栄養が行き渡っていないせいで、疲れやすくなってしまいます。

さらに、蓄えた脂肪や他の臓器を壊して体がエネルギーを補給しようとします。

糖尿病にかかっていると、しっかり食べているのに徐々に体重が減っていきます。

2.足に出る症状

糖尿病で血糖値が高くなると、血はどろどろになり動脈硬化が起こります。

全身の血流がとても悪くなる影響は、真っ先に心臓から遠い足に現れます。

・足先が妙に冷える

・足がしびれる

・怪我をしていないのに足がとても痛い

・足に、乾燥、ひび割れ、水虫、魚の目、タコ、のどれかがある

・足の感覚があまりない

・足がつったり、こむら返りが起こる

このような足に出る症状は、糖尿病初期の症状ですが、気付きにくいサインでもあります。

例えば足が冷たいと気づいていたとしても、単なる冷え症かと思っていたり、足をよく観察する習慣がなくて乾燥しているのに気付かなかったりと、糖尿病の発見は遅れてしまいがちです。

お風呂につかるときに足の裏でお湯があまり熱いと感じなくなったら気をつけて下さい。

足の感覚がなくなっているのは、足先に血が流れなくなっているサインです。

糖尿病による足の血行不良を放置すると足が壊死する事があります。

上記のような初期症状に気づいたら、迷わず病院を受診しましょう。

3.皮膚に出る症状

糖尿病になると、皮膚にも異常が出ます。

次のような症状が見られます。

・皮膚がかゆい

・おできができた

・赤ら顔になる

・陰部がかゆい

・首から肩の皮膚が固くなっている

・傷がなかなか治らない

・足の皮膚に橙色の斑点が現れた

糖尿病になってしまうと、免疫力が低下してしまい、細菌が原因の感染症にかかりやすくなります。

ばい菌が侵入して増えるので陰部がかゆくなったり、傷がなかなか治らなくなっったりしてしまいます。

また水分を取っていても体は脱水状態なので、乾燥からくるかゆみにも悩まされます。

そして、血流が悪くなることがあらゆる不具合を引き起こし、赤ら顔になったり肩の皮膚が固くなったり足に斑点が現れたりしてしまいます。

4.尿に出る症状

・一日に何度も尿意をもよおす

・一度に出る尿量が多い

・尿が白く濁っている

・尿が泡立つ糖尿病になる

とてものどが渇くので多量の水分を摂取してしまいます。

しかしその水分は体に吸収されることなく、尿としてすぐに出て行ってしまいます。

そのため尿量も多くなります。

さらに、糖尿病になると腎臓が悪くなるので、それまでは腎臓でろ過されていたたんぱく質がこしとれなくなり、尿にたんぱく質が混ざってしまいます。

そのため濁ったり泡立ったりしているおしっこが出てきます。


5.目に出る症状

・急激に視力が悪くなる

・目の端っこに黒い虫が飛んでいるように見える

・白目に黄色い斑点ができる

血液中に糖分が増えると、この糖はたんぱく質と結合して別の分子になることがあります。

このことをたんぱく質の糖化と呼びます。

このたんぱく質の糖化が原因で、目の水晶体が白く濁り、視力が低下するということがわかっています。

また目には、たくさんの細かな血管や細胞が集まっていて、他の部分よりも一段と繊細な作りになっています。

そのため血行が悪くなると大きなダメージを受けてしまいます。

糖尿病による失明は、もっとも怖い合併症の一つです。

大切な目が見えなくなると以後の生活全般に、大きな影響が出てしまいます。

6.糖尿病を初期症状のうちに対処しよう

ほんの些細な変化から始まっていて患者の自覚症状が乏しい糖尿病は、気付いた時には大変なことになってしまっていることも多いです。

初期の段階で発見し、きちんと治療をするためにも日ごろからきちんと体調を管理するのは大切です。

普段から体の調子の異変に気づけるように、常にアンテナを張っておきましょう。