床ずれを防止する方法5つ。床ずれしないようにしよう

床ずれを防止する方法5つ。床ずれしないようにしよう

床ずれは自力で体位を変える事が出来なくなった時に起きます。

高齢者や病気で寝たきりとなってしまった時や、車いすに座っている時に発生しやすくなりますが、正しい対策をすれば予防できるのです。

床ずれ防止と言えば思い浮かぶのは体位変換ですが、それ以外にも様々な対策があります。

そこで今回は床ずれを防止する方法をご紹介します。

1.体位を1日に何度も変えよう

床ずれは体位を長時間変えなければ事で起こりますが、特に起こりやすい部位があります。

それは仙骨と呼ばれている、お尻の中央の辺りです。

この部分は骨が突き出ていて、また筋力が低下していると中々動かせないところです。

また足のかかと部分、背中の肩甲骨の突き出たところ、肘等も床ずれが起こりやすいのです。

それは何故かというと、骨が突き出ているからです。

骨が突き出ているところは床ずれが出来やすいのです。

床ずれは医学的には褥瘡と呼ばれますが、これは何も高齢者だけに起きるものではありません。

体位を変える事をしなければ20代~30代の若者でも起きる症状です。

そう考えると、身体の一か所に圧力がかかり続ける事がどれだけ皮膚の負担になるのかがわかりますよね。

床ずれを防ぐには、2時間に一度は体位を変えることが理想です。

床ずれの対策として、体位変換をしながら、一か所に圧力がかかりすぎないように対応していきましょう。

2.ベッドの傾きは30度以下にしよう

ベッドの傾きの角度に注意しましょう。

べッドは30度以上になると身体がずり落ちてしまうリスクがあるからです。

またベッドの傾きを利用してケアする事を考えましょう。

上半身が少し浮いた状態になれば、パジャマのしわを引き延ばす事が出来ます。

またベッドのしわを整えることもできます。

小さなことですが、そうすることで皮膚への負担がかかりやすい、細かな部分も動かすことになるのです。

さらに、身体を横に向ける時に自力で体重を支えることは難しいので、クッションを使いましょう。

そうすることで、一か所に圧力がかかる事を防ぐだけでなく、スムーズに身体を横に出来ます。

また、本人の身体が大きい場合は、一人で介助するのではなく二人でしっかりと身体を浮かせて引きずらないようにしましょう。

3.毎日1リットル以上の水を摂取しよう

床ずれは水分摂取と食事に配慮することで予防できます。

必要な水分が摂取できていないと、それだけ床ずれが出来やすい皮膚になってしまうのです。

中でもアルブミンが不足すると床ずれのリスクが高まります。

アルブミンをしっかりと取り入れる為には、食事でしっかりと肉、魚、チーズ、牛乳などの乳製品を取り入れることが必要です。

そして適度なタンパク質も必要です。

食欲がない時でも最低限の栄養素は確保できるように食事しましょう。

そして、水分は食事とは別にミネラルウォーターを飲むことが理想です。

その量は1日1リットルを基準とすればいいでしょう。

床ずれの予防には日頃からの食生活が大きく影響しているのです。

4.ベッドシーツは週に1回は洗濯・交換しよう

ベッドシーツは柔らかい素材にしましょう。

パジャマについても極力柔らかい素材しましょう。

そして、ベッドシーツは最低でも週に1回以上は洗濯・交換しましょう。

それにより清潔感を保つことになります。

そしてそのシーツ交換の時間に車椅子に移動したり、普段とは違う体位をとることで、床ずれの予防にもつながるのです。

さらに、オムツは尿や便の漏れが起こりにくいものを使いましょう。

エアマットやベッドそのものが汚れてしまうと、清潔感を保つことが難しくなるからです。

オムツ交換も立派な体位変換の動きとなります。

極力本人の身体を動かすことをオススメします。

5.1日3回以上の挨拶で床ずれの発生を防ごう

床ずれの予防として、本人から感触や状態をヒアリングすることはとても大事です。

何故なら本人が感じている違和感や気になる部分に配慮することで、床ずれを未然に防げるからです。

皮膚の状態を目だけで確認することは難しいのです。

しかしながら、さりげない会話の中で本人の身体の動きを観察することでも、床ずれの可能性を察知することは出来るのです。

出来るだけ本人のベッドサイドで会話をすることを心がけましょう。

また、本人に床ずれが何故起きるのか、どうやって起きるのかを説明することも大切です。

これは、床ずれと言っただけでピンと来る人の方が少ないからです。

だからこそ、丁寧にわかりやすく順序立てて説明することが必要です。

それにより、床ずれ予防に本人も協力的になってくれるからです。

床ずれを事前に防ごう

床ずれはしっかり予防すれば防げるものです。

また、しっかりした予防をするためには、介助者だけでなく本人の意識も非常に重要になってきます。

そして何よりも最大の予防は、床ずれのリスクがない健康な人々がしっかりと自分達の健康を保つことです。

その健康な肉体があるから、ケアが必要な人を介助できるのです。