定年後のうつ病を防止する方法4つ

定年後のうつ病を防止する方法4つ

「定年直後はあんなに元気だったのに、しばらくしてから人が変わったようになってしまった」という話を聞きます。

ぷっつりと糸が切れてしまったことで、定年後にうつ病になることも珍しくありません。

誰にでもかかる可能性があるといわれているのが、うつ病です。

定年後のうつ病にならないように、今から心の準備と予防策を知っておきましょう。

元気なひまわり

1.定年後、急に生活スタイルを変えない

一番ダメージを受けるのは、起床後に感じる「やることがない」という感覚です。

慌ただしく支度をして満員電車に駆け込む日課をやめてしまう、決まったルートで決まった景色を見る日々をやめてしまうなど、いつもと違い生活になることで心にぽっかりと穴が空いてしまいます。

場合によっては数十年という時間を費やしてきた日課をやらないということは、思っている以上に寂しくなるものです。

満員電車に乗ることはなくても、新しい生活に慣れるまでは電車に乗る時間に起床したり新聞を読んだりすることで、いつもよりゆっくりした生活をスタートさせてください。

2.毎日太陽を浴びる

うつ病の予防策のひとつとして、朝日を浴びる方法が挙げられています。

5~10分ほど朝日を浴びることで体内リズムが正常になり、セロトニンという脳内物質も出してくれます。

セロトニンはうつ病患者への処方薬として用いられていますが、このセロトニンは朝日を浴びることで、体内で十分に作ることができますから、これをうまく利用しましょう。

朝日を浴びている間、ゆっくりと深呼吸することも大切です。普段の生活ではどうしても呼吸が浅く、速くなりがちです。

3.イライラする前に口に出す

定年後、一人になる時間ができると途端にイライラし始める人がいます。

電話の鳴る音や、誰かと常に会話をしている職場、時間や仕事に追われる生活から解放されたと感じるよりも、仕事や職場に捨てられたという焦燥感でいっぱいになってしまいます。

焦り、イラつき、理由のない昂揚感と落ち込みを繰り返していると、次第にうつ状態に移行していきます。

また、一人で悶々としている時に「時間があるのだから掃除くらいして」「座ってばかり」と家族に言われることで抑えようのない怒りに発展することもあります。

これは、うつ状態の入口でみられる症状のひとつです。

一人で抱え込むことは、うつ病になるきっかけを作ってしまいます。

イライラする前に口に出すことを覚えましょう。相談や愚痴のレベルでよいですから、口に出して言葉にする練習してみましょう。

4.自分の体の健康チェックをする

趣味でもよいですが、意外と仕事が趣味という人が多く、実際に定年後に趣味をみつけるといっても何をしてよいのかわからなかったという場合があります。

無理をして趣味をみつけるのも疲れてしまいますから、まずは自分のためだけの“なにか”をすることから始めてみてはいかがでしょう。

例えば、これまで仕事が忙しいという理由で歯科や眼科へ検診に行かなかった方が多いのではないでしょうか。

定年前後に白内障や緑内障にかかる方も多いですから、時間ができたことで眼科への検診も可能なはずです。

また、歯科医院で虫歯や歯石除去、ホワイトニングなどもしてみましょう。歯は健康を保つために重要な部分です。

時間がないとなかなかできない歯石除去は特におすすめです。

定年後は我慢の反動でうつ病になる可能性が

これまでは我慢、我慢の連続だったかもしれませんが、定年後はそれらから一気に解放されますからその反動でうつ病になってしまう人もいます。

定年が急激な生活の変化にならないよう、事前に家族や友人と定年後についてよく話し合っておくことも大切です。
人生はまだまだ続くのです。定年が人生の終わりではありません。

その先の人生の楽しいイベントのためにも、うつ病予防はしっかりとしておきましょう。