定年後にバイクを趣味にする時の始め方と注意点3つ

定年後にバイクを趣味にする時の始め方と注意点3つ

長年がんばってきた仕事もひと段落、子どもたちも手が離れて自分の時間をたっぷり持てるようになったら、憧れのあのマシンにまたがってみたい…と考える中高年が増えています。

そんな定年後にバイクを乗り回したい方たちが気をつけておきたいことをご紹介します。

1.悔しいけれど、体はもう若くない

バイクは若い頃にも乗り回していたし、そのときには運転が上手いことが自慢だったんだという人も少なくないでしょう。

そうした中高年、いわゆる「リターンライダー」と呼ばれる人たちの死亡事故が急増していることはご存知ですか?
なんと若年層の死亡者数を上回った年もあるほどなのです。

昔とった杵柄という言葉もある一方で、腕に覚えがあるほど、人は慢心に陥りやすいものです。

ましてや、身体にかかる負担が車の比ではないバイクの運転ともなればどうでしょう。
スピードは若い人ほど求めることがないものの、やはり一瞬の判断ミスが命取りになる乗り物です。

認めがたいことではありますが、身体はもうかつてのように若く俊敏ではありません。
万が一の事故に備え、多少格好が悪くてもプロテクターを準備することをおすすめします。

2.無理せず楽しめるバイクを選ぶ

普通自動二輪の免許は持っているけど、せっかく時間ができたんだし、懐にも余裕がある。
ここはひとつ、憧れの大型免許を取得して、格好良く大型を乗り回してみたい。

そう考える方が多いものです。

しかし、限定解除の技能は若い人でもかなり大変です。

一番大きいのはバイク本体の重さです。
動き出してしまえば気にはなりませんが、車庫入れの時などにはその重さがすべて人体にかかってきます。

そんな負荷を毎日のように受け続けていては、いざ免許が取れて愛車でツーリングに行く前に身体にガタが来てしまうかもしれません。
自分に無理のない範囲で楽しめるバイク選びをすることを心がけましょう。

3.ライダーズハイに惑わされないように

さて、愛車が手元にやってきたらまずはご近所を慣らし運転。
感覚が身体に戻ってきたら、一刻も早くツーリングに出かけたいと思うその気持ち、よくわかります。

しかし、バイクという乗り物は身体に風をもろに受けるもの。
遠乗りの疲労度は並大抵ではありません。

それでも乗り出すと、客観的に「自分が今、どれくらい疲れているのだろうか」ということを考えられない、ライダーズハイの状態に陥ってしまいます。

それでなくても、中高年ライダーはとかく「若い頃にも行ったことがある」とか、「若い者には負けない」といった気持ちで無茶な計画を立ててしまいがちです。

そんな自分の体調、精神状態までも考慮に入れた、大人の余裕のある計画作りが肝要です。

定年後のバイク乗りはカッコイイからこそ気をつけて

定年後にバイクを趣味にするというのは、行動的で格好のいい大人の雰囲気漂う素晴らしい選択です。

それだけに、バイクに乗るには大人の判断が求められることをしっかりと念頭に置いて若いライダーと張り合うことなく、逆に胸を貸してやるような気持ちで楽しんでほしいものです。