退職金がない企業での老後の備え方。老後資金を蓄えよう

退職金がない企業での老後の備え方。老後資金を蓄えよう

退職金がない企業に勤めている場合、やはり老後の生活が心配になるでしょう。 老後の生活資金としての退職金が入らないなら、それに代わる備えをしておかないと、安定した老後の生活ができなくなってしまいます。 そんな、退職金がない企業に勤めている時の老後の備え方についてご紹介します。

1.しっかりと貯金をしておく

退職金がない企業に勤めている場合、まずはしっかりと貯金をしておくということです。 現金がまるで無い場合、定年したらすぐにでも生活に困ってしまうでしょう。 退職金が出ないということは、その企業に入社した時から当然分かっているはずですので、できれば入社の時から退職金代わりになるような貯金づくりをしっかりと行うようにしましょう。 例えば20代でそういう企業に就職した場合、退職金にするつもりで月に2万円ずつ貯金をすれば、退職する60歳の頃には約一千万円ほどとなります。 今どき退職金が一千万円出る企業も少なくなってきていますから、普段の貯金とは別にそれだけ分けて退職金用に貯めておくようにしましょう。 30代や40代と年代が上がれば上がるほど貯める金額も大きくなるので難しく感じますが、収入のあるうちほど貯金をする癖をつけることが大切です。 例えばもう50代だから遅いということはありません。 今からでも少しでも貯金を上乗せするように、貯めていくことが大切です。 同じ金額を収入のない定年後に貯めるのは至難の業です。 定年してからでは、収入がないので貯金したくてもできません。 働いているうちから少しでも貯金額を増やして、退職金代わりとなるような老後の生活資金を用意するようにしましょう。

2.定年後も働き続ける

退職金がない企業の場合、定年したらすぐに生活するための費用が重くのしかかって来るという場合もあります。 今まで貯金してきたとしても、定年後の寿命は大変長くなっていますので、できるだけその貯金に手を付けずにとっておきたいものです。 そのために大切なのは、定年後も何らかの仕事をして、働き続けるということです。 働き続けている間は、当然収入があるわけです。 定年前の仕事に比べれば収入は少なくなったりするかもしれません。 しかし、それでも収入が0に比べれば遥かに良いのです。 「稼ぐに追いつく貧乏なし」という言葉がありますが、いくら節約しても限度というものがありますし、貯金額は減っていきます。 それよりもむしろ仕事をする方が、精神的にもプラスとなりますし、健康面を考えても自宅にじっとしているよりも遥かに良いでしょう。 収入が低くなっても、今までとは違う職種であっても、それでも働き続けることで生活費を確保する事が出来ます。 あまりに無理をしてしまうと体に障りますが、できる限り仕事をし続けて、収入と健康の両方を確保するようにしましょう。

3.支出を減らす準備をしておく

退職金がない企業に勤めているなら、定年前に家計を見直してできるだけ支出を減らす準備をしておきましょう。 いざ定年してからの支出は家計を圧迫しますし、精神的にも良くありません。 できるだけ支出を少なくして、ミニマムでシンプルな生活を心がけるようにしましょう。 例えば、自宅が賃貸の物件なら、できるだけ家賃の低い物件に移るというのも一つの手です。 定年後は、一人暮らしまたは夫婦で二人暮らしという家庭も多いでしょう。 そういう場合は、以前暮らしていた子供達の部屋などは空室になっている、もしくは使っていない部屋があるということもあります。 だとしたら、現在生活している人数に合わせて小ぶりの物件に引っ越しを考えても良いですね。 また車がある場合、2台あるなら1台にしたり、人によってはそれほど必要ないなら処分してしまっても良いかもしれません。 今はレンタカーやカーシェアリングなどがかなり安くなっていますから、そういうものを上手に活用して、かかる費用を押さえつつ老後の車ライフを確保することもできます。 また、何かローンを組んでいる場合は、できる限り定年を迎える前に支払いを終わらせるようにしてみましょう。 あまり無理をしてもいけませんが、ともかく収入の減る・または無い状態で、支出ばかりがかさむのは避けるようにすることが大切です。 更に老後は何かと医療費がかかります。 そういう時に備えて、医療保険にきちんと入っておくのも安心できるベストな方法です。 そして支払いは定年前に終わらせるようにしておきましょう。 収入が無いなら支出も無い、そういう状態になるように、定年前から準備を進めるようにしていきましょう。 そうすることで、退職金がなくても老後の生活が圧迫されるということを回避できるのです。

4.年金を上乗せしておく

退職金がない企業に勤めているなら、あらかじめ年金額を増やすなどして、老後の生活費をしっかりと確保するようにしましょう。 そうすることで退職金がなくても、老後の生活を安定させることができるのです。 人によっては国民年金という人もいるでしょう。 そういう人は、例えば国民年金基金などに加入し、月々の年金額を増やしておくのです。 また一般の保険でも年金積立のタイプを選んで、加入しておきましょう。 貯金はとても大切ですが、どうしても段々と減っていきます。 そして体調によっては働けなくなるということもあるはずです。 そういう時に月々安定して入ってくる収入はとても重要です。 収入がある定年前に支払いがある程度かさんだとしても、何とか乗り切れることでしょう。 そしてその時に支払った年金の上乗せが、必ず老後に役に立つのです。

退職金が無い企業でも老後に備えよう

退職金がないということはもうすでに分かっているので、早めに老後の生活資金を確保するようにしましょう。 その方法はいくつもありますが、自分の老後の生活をシミュレーションしてみて、どの方法が自分にとってベストなのかということを見抜く事も大切です。 そして今の努力は、必ず老後のあなたの助けとなることでしょう。