死後の世界はないと言われる理由5つ。死後の世界は本当にあるの?

死後の世界はないと言われる理由5つ。死後の世界は本当にあるの?

誰でも一度や二度は「死後の世界はあるのか?」について考えたことがあるでしょう。

「諸説紛々」と言って良いテーマではありますが、ここでは「死後の世界はない」と言われる理由について、5つの側面からご紹介します。

1.科学的に説明されていない

仕事の世界はない理由として、最初に挙げられるのが、「死後の世界についての論理的・科学的な説明がされていない」ということでしょう。

死後の世界についての研究者はたくさんいます。

学術的な書物も数多くあります。

しかし、それらは「語られた死後の世界」を対象にしたものばかりです。

「これまで、いろいろな人が死後の世界を見たと言い、それについてこう語っています」というのが、死後の世界に関する研究書です。

つまり「証言集」の範疇にとどまるものであり、真の意味で学術的に証明されたものではないのです。

別の言い方をすると「これまで膨大な数の「死後の世界」が語られてきたにも関わらず、その存在について、一度として科学的解明がなされなかった。したがって、死後の世界はない」ということになるでしょう。

2.語られる「仕事の世界」が人間中心なのは変

その「語られる死後の世界」には、大きな特徴があります。

それは、全てが人間中心であるということ。

「あの世に行って、死んだ両親と再会した」というようなパターンがたいへん多くなっています。

「亡くなった愛犬が待っていてくれた」というようなパターンもありますが、これも「人間中心」である点では同様です。

犬も死後の世界にいるのだとすれば、当然他の動物にも死後の世界が存在するということになるでしょう。

「哺乳類だけ」というのもおかしな話ですから、魚も鳥も微生物も、原生生物にも、全ての生きとし生けるものには死後の世界があるはずです。

最近人気のパワースポットには「巨樹」がたくさんありますし、神社には「ご神木」が昔からあるのですから、植物には当然、人間と同じ死後の世界がなくてはなりません。

では、地球誕生以来、地球上に存在したすべての生物に死後の世界があり、そこで存在し続けるという話に、どれだけの人が「信ぴょう性がある」と感じるでしょうか。

おそらく大多数の人は、「微生物の死後の世界なんて、全然イメージできない」と思うに違いありません。

つまり、語られる死後の世界は、あくまでも「人間は特別な存在」という意識から生まれたものです。

これは変であると言えるでしょう。

3.人間以外の生物には、そもそも「死」の概念がない

そもそも論でいきましょう。

そもそも、人間以外の生物には「死」という概念そのものがありません。

「死」というのは、言語を持つ人間が発明した概念であり、「死後の世界」もまた同様です。

「死」の概念がない存在者にとって、「死後の世界」にどんな意味があるでしょうか。

もし、愛犬に「死後の世界についてどう思う?」と聞くことが出来たら、犬はこう答えるでしょう。

「何それ?質問の意味がわからない。そんなくだらないおしゃべりするより、散歩連れてってよ」。

彼らにあるのは「生が尽きる(終わる)瞬間」でしかなく、それを「死」と名付けた、特別な意味を与えているのは、人間だけです。

4.お釈迦様も「死後の世界」を無視している

死後の世界というと、日本人の多くは「お坊さんの説法に登場する話」というイメージを持つのではないでしょうか。

実際に、お説教で死後の世界を語るお坊さんも少なくありません。

しかし、この「死後の世界と言えば仏教」というイメージは、全く的外れと言わざるをえません。

というのも、仏教のルーツであるお釈迦さまは、死後の世界についてほとんど「無視」という態度をとったからです。

「お釈迦さま」ことゴータマ・シッダッタ(ガウタマ・シッダールタ)にはたくさんのお弟子さんがいました。

当然、いろいろな質問をお弟子さんから受け、それに答えたわけですが、いくつかの質問については「無記」という答えを返しました。

「その質問は修行とは無関係で、役に立たないものだから、答えない」という意味です。

つまり、お釈迦さまは「死後の世界があろうとなかろうと、どうでも良い」と言っているのです。

ですから、少なくても仏教とは無縁の話と言って良いでしょう。

5.地球誕生以前、地球消滅以降はどうなるの?

先ほど、語られる死後の世界はすべて、「人間は特別な存在である」という意識に基づいていると言いました。

同じ意識から、「地球人主義による死後の世界観」が生まれます。

「全ての生きとし生けるもの」を対象にする場合でも、あくまでも「地球人と地球上に存在する生物」に限定されるわけです。

これも、おかしな話ででしょう。

「地球が誕生し、そこに生物が出現して初めて死後の世界も誕生した」というのもおかしいですし、それなら地球消滅とともに死後の世界が消滅することになってしまい、それもおかしな話と言わざるをえません。

死後の世界は誰にも分らない

若い頃よりも、年齢を重ねるにしたがって、より身近に感じられるようになるのが、「死後の世界はあるのか?」という問いでしょう。

疑問に感じたり、不安を覚えたりしている方はぜひ死後の世界について、ご自分の考えをまとめてみてはいかがでしょうか。