生前葬のメリットとデメリット8つ。生前葬をする意味を知ろう

生前葬のメリットとデメリット8つ。生前葬をする意味を知ろう

近年は葬儀に対して、異業種からの参入が相次ぎ、様々な形態が見受けられます。

中でも、生前葬は著名人が行った事で広く一般的にも知られるようになり、注目を浴びております。

今回は、その生前葬のメリットとデメリットについてご紹介します。

1.自分の葬式を見る事が出来る(メリット)

生前葬は、自分が生きている間にする葬儀です。

その為、自分の葬式を自ら見る事が出来ます。

「自分が死んだ後、葬儀はどのように行わるのか?」「仲の良い友人達は来てくれたか?」「費用面で家族に迷惑をかけていないか?」などの、余計な心配が少なくなります。

中には、身寄りが無く、自分が死んだ後に葬儀が行われるのかという不安から、生前葬を行われる事もあります。

そういった方に対しても、生前葬はよい手段です。

いずれの場合も、お世話になった方々に直接自分の言葉でお礼を言う事が出来るというのは、生前葬の大きなメリットと言えます。

2.参列者は予定を立てやすい(メリット)

生前葬は、自分で日程を決めて、予め参列者に告知した上で行うので、参列者も通常の葬儀に比べて予定を立てやすいです。

土日休みや、祝日休みの参列者が多い場合は、そういった日に自分で予定を決めて葬儀を行う事も出来ます。

通常の葬儀では、突然日程を決めなくてはならない状況になるので、予定しておくことは出来ません。

3.葬儀に自由度がある(メリット)

生前葬には、決まった形式がありません。

通常の葬儀と同じように行われたり、パーティー形式で行われたり、これまでの人生を映像やスライドで紹介したりと、色々な生前葬が行われています。

特技がある方は、音楽演奏をしたり、作品を披露したりすることもあります。

場所も葬儀社で行われたり、ホテルや旅館だったりと自由度が高いのが生前葬の特徴です。

生前葬に対応している葬儀社に依頼し行う場合は、そういった葬儀の内容に対しても相談に応じてくれる事がほとんどです。

内容によって費用が変わってきますので、しっかり自分の要望を伝えた上、費用や会費の確認をしておきましょう。

4.亡くなったあとに、葬儀を再び行う事も(デメリット)

家族などに迷惑を掛けないようにという気持ちから、生前葬を行う方も少なくありません。

特に自分の子どもたちに、費用面での負担をかけたくないと思う方も多いようです。

生前葬を行えば、自分が死んだ後に葬儀をする必要が無く、費用面や精神面での負担が少ないと考えるからです。

しかし実際のところ、生前葬を行ったとしても、亡くなった後に改めて葬儀をあげる方も少なくありません。

その場合、家族葬など小規模に行う事が多いです。

結果的には、費用面や精神面での負担は軽減されているとも言えます。

5.明るい雰囲気で行われる(メリット)

通常の葬儀は、亡くなった方との最後の別れの場として。

また、亡くなった方の魂が成仏する事を願い供養をするという意味合いで行われます。

参列者は気持ちが沈み、暗い雰囲気が漂う事も少なくありません。

親しかった方との別れは辛いものです。

生前葬は、本人が生きいてますので、そういった湿っぽい雰囲気では行われません。

雰囲気的には、「お別れ会」のような雰囲気で行われる事が多いようです。

前の項目にも記述しましたが、その形式は多様です。

参加者は、葬儀なのに楽しかったというように感じる方も多いです。

6.費用を抑える事が出来る(メリット)

一般的な葬儀に比べると、費用が安かったという方が多いです。

内容によっても異なりますが、高いと思った場合は、内容を変更して費用を抑えるという選択肢もあります。

依頼するところによっても大きく変わってきますから、追加料金が無いか、内容にはどういったものが含まれているのかをしっかり打ち合わせしましょう。

7.生前葬はそれほど普及していないので、参列者はイメージがつかない(デメリット)

生前葬は、まだまだ普及しておらず、招待された参列者は戸惑う事も多いです。

「服装はどうしたらよいか?」「香典にはいくら入れたらよいか?」「そもそも香典には何と書いたらよいか?」「遠方だけど、必ず参加しないといけないか?」など、誘われた参列者も色々考えてしまいます。

参列者にそういった不安をさせないにも、事前の告知が重要となります。

案内状に書いたり、直接説明をしたりして、余計な心配を掛けないようにしましょう。

また、生前葬を知らない方も少なくありません。

中には生前葬に対して否定的な考えを持つ方もおりますので、家族などに十分理解を得た上で行う事も重要です。

8.慶弔休暇が取りにくい(デメリット)

慶弔休暇は多くの企業で制度化されています。

サラリーマンの場合、申請書を提出したうえで慶弔休暇を取る企業も多いです。

申請書を提出する際、亡くなった方のご臨終した日付を書かないといけないこともあります。

生前葬の場合は、無くなっていない方の葬儀になるので、その日付を記入できず、自身の判断で慶弔休暇を断念する事も少なくありません。

また、慶弔休暇を取得できたとしても、亡くなった後に再び葬儀を行う事もある為、慶弔休暇をいつ取るかについて参列者側は慎重に考える必要があります。

生前葬のメリットとデメリットを知ろう

今後日本は、更に高齢化が進んでいきます。

また、身寄りのない高齢者の増加も考えられる為、生前葬の需要は今後も増えていくでしょう。

しかしながら、実際に行っている方はまだまだごく少数なので、生前葬を行う場合は、ご家族の理解と参列者への配慮を忘れない事が重要です。