再就職手当の計算方法。いくら貰えるか確認しよう

再就職手当の計算方法。いくら貰えるか確認しよう

仕事を辞めてしまったけれども、運良く転職先がすぐに決まって安心した。

でも、せっかく加入していた失業保険が貰えなくなるのは、なんだか損した気分だなと思っていませんか。

しかし実は就職が早く決まった人には再就職手当が支給されます。

そこで再就職手当の計算方法についてご紹介します。

1.再就職手当とは

仕事を辞めると、失業保険が給付されます。

運良く、早い段階で転職が決まってしまうと、失業保険が貰えなくなって、なんだか損した気分になってしまいますよね。

そのため、失業保険を貰いながら、しばらくゆっくり過ごそうかなと考える人もいますが、働いていない期間が長くなると、転職が上手くいかなくなってしまうことがあります。

失業保険は、生活に必要な最低限のお金を支給することで、新しい仕事を見つけるのを支援する制度です。

失業保険の影響で、仕事探しをおろそかにしてしまったら、制度の意味が無くなってしまいます。

そこで、支給期間が満了するよりも早く就職が決まった人が、決められた条件をクリアすると、再就職手当としてお祝い金が貰える制度があるのです。

2.再就職手当を貰うには1年間勤められそうかで決まる

再就職手当は、就職が決まったら、誰でも貰えるという制度ではありません。

再就職手当を貰うためには、いくつかの条件があります。

まず、新しい仕事の雇用期間が、1年を超えると見込めることが必要です。

短期間の雇用では、再び、経済的に不安定な状態になることが予想されるので、安定して長く勤務できる就職先であることが必要となります。

また、不正に受給することを防ぐ為の、条件もあります。

例えば、退職する前に転職先の内定が決まっていないことや、前の会社で再び雇用されていないことなどの条件があります。

さらに、再就職先で雇用保険に加入することや、過去3年間に再就職手当等の支給を受けていないことなど、細かな条件もあります。

自分が当てはまっているかどうかは、ハローワークの窓口で相談すると安心ですね。

3.所定給付日数を2/3以上残している場合の支給額の計算方法

ハローワークに失業保険の申請を行うと、「基本手当日額」が決定されます。

失業保険は、雇用保険に加入していた期間によって、貰える金額や日数に差があります。

それぞれに異なる、この基本手当日額を使用して、自分に支給される再就職手当の金額を計算します。

併せて、失業保険を貰える期間である「所定給付日数」が、あと何日残っているかという情報も必要です。

所定給付日数を3分の2以上残している場合は、基本手当日額と所定給付日数の残日数をかけた金額の60パーセントが再就職手当として支給されます。

「基本手当日額」×「残りの所定給付日数」×60パーセント所定給付日数を3分の2以上残している場合は、この式に当てはめて計算してください。

4.所定給付日数を1/3以上残している場合

失業保険が給付される日数が残り少なくなっている場合は、3分の2以上の所定給付日数が残っている場合と異なる計算をします。

失業保険の基本情報である基本手当日額と、失業保険を貰うことができる所定給付日数が何日残っているかをかけた金額の50パーセントが支給されます。

「基本手当日額」×「残りの所定給付日数」×50パーセント所定給付日数を3分の1以上残している場合は、この式に当てはめて計算します。

所定給付日数が3分の2以上残っている場合と比べて、10パーセントの違いがあります。

10パーセントの差、けっこう大きいですよね。

このように、就職する時期によって、給付される割合に差を作り、早期の就職を促しています。

5.再就職手当を申請するには

めでたく就職先が決まった時には、ハローワークにて、就職が決まりましたという届け出を行います。

失業保険の認定の際にも持参する雇用保険受給資格者証と、失業認定申告書、採用を証明する物を持って、ハローワークに相談します。

報告に必要な採用証明書等は、新しい勤務先で記入していただく必要があるのですが、入社日以前に記入のお願いするのは、難しい場合もありますよね。

そのような場合は、ハローワークに、就職が決まったことと、いつから勤務するのかという決定事項だけ、先に報告しておきましょう。

就職が決まっているのに、失業保険を貰い続ける不正受給を避けるための決まりでもあるので、きちんと報告しておくと、柔軟に対応していただけます。

就職2年以内なら再就職手当をもらえる可能性がある

もう就職して半年以上が経っているから、再就職手当は自分には関係ないなと思っていませんか?

実は、就職から半年が経過していても、再就職手当が貰える可能性があるんですよ。

いままでは勤務開始日から1ヶ月以内に申請しないと、再就職手当を貰うことはできませんでした。

しかし、平成27年4月からは、申請できる期間が延長され、勤務開始日から2年以内であれば、再就職手当を請求できるようになりました。

せっかくのチャンスですので、もしかすると……と思っているあなた、一度ハローワークに相談してみてください。