老人ホームとデイサービスの違いは?費用やサービスで考えよう

老人ホームとデイサービスの違いは?費用やサービスで考えよう

忙しかった現役時代を終えて、のんびりと楽しく第2の人生を歩みたい。

けれども、歳を取ると体も以前ほど動かなくなり家事もおっくうになり、思うような生活を送れない。

そんな時、自分に適した介護サービスを知ってくことで生活の幅が大きく広がります。

そこで今回は老人ホームとデイサービスとの違いについてご紹介します。

介護用ベッド

1.「デイサービス」と「老人ホーム」の違い

「デイサービス」とは介護サービスの「居宅サービス」の1つです。今までどおり自宅に居住しながら、週に何日かサービスを提供する施設に通います。交通の手段がない、移動が大変などの理由で自分で行けない場合には迎えに来てもらうことも可能です。

デイサービスでは希望者は入浴やリハビリを受けることができます。何より、同じ施設に通う他の利用者と交流を持ったり、一緒にレクリエーションを楽しんだりと活動的な生活を楽しむことができます。

「老人ホーム」は「施設サービス」とも言います。居住地を施設に移して、そこで生活するサービスです。様々な種類がありますが、施設によっては常に看護師や医師がいるため健康に不安がある人には心強い限りです。なにより、24時間介護職員がいて生活をサポートしてくれるため生活に関する心配がありません。もちろん、他の入居者との交流も楽しみの1つです。

2.プライバシー重視?利便性重視?

「デイサービス」を利用する場合、普段は自宅で過ごすためプライバシーは確保されます。また、自宅にいるときには好きなものを食べ、好きなことをして過ごすことができます。反面、生活になにか困ったことがある場合には自分でなんとかしなくてはなりません。

家族のサポートや同じ居宅サービスの「訪問介護」と組み合わせることである程度は緩和できますが、タイムリーな援助を受けるのは難しい場合多くなる可能性があります。

「老人ホーム」を利用する場合、共同生活になるためプライバシーを確保するのは難しい場合があります。最近では「ユニット型個室」のように個室で生活できる施設が増えていますが、食事などは共同施設になります。

好きなものを好きな時に食べるといった自由度は低くなります。反面、食事などは健康状態にあったものを用意してもらえたり、困ったことがある場合には介護職員のサポートをすぐに受けることができたりなどの利便性は非常に高いです。

3.気になる費用は?

要介護認定を受けると、介護保険から介護度に応じた補助が受けられます。

デイサービスの場合、その範囲内であれば費用の1割程度で済みます。老人ホームの場合生活のすべてを移してしまうため、介護保険では賄えない部屋代や食費などが必要となるため費用は高くなります。

しかしながらデイサービスを使用する場合であっても住宅費や食費は別途必要になるため、トータルでどちらが高くなるかは状況によります。例えば、一人暮らしの場合は施設に入ってしまったほうが結果的には安くなる可能性もあります。

以前の介護サービスは、生活の世話をすることが目的でした。しかし、今の介護サービスはそれぞれが希望する人生を送れるようにサポートするためのものに変わってきています。充実した第2の人生を過ごすためにも、正しい知識を身につけて自分にあったサービスを選択したいものです。