老後に犬を飼うことのメリット3つ。運動不足解消や会話相手に

老後に犬を飼うことのメリット3つ。運動不足解消や会話相手に

定年を迎え高齢者になると空白の時間を持て余す方が多いようです。

特にするべき仕事や役割も無く、日常生活の中で刺激を感じることも少なくなり毎日がただ何となく過ぎていく・・

仕事や家事、育児に全精力をかけるばかりに、趣味も諦めて家族の為に頑張ってきた方であればあるほどに定年後、あるいは子供が独り立ちした後というのは「空虚」な状態になってしますようです。

ぽっかり空いた気持ちを埋める為に犬などのペットを飼うことを考えられる方も多くいらっしゃいます。

犬は人間のパートナーであり、愛玩目的以外にも人間社会に多く貢献している動物です。

犬を飼うことの様々なメリットと注意点を知って老後の生活にいかに役立つ存在であるかを考察してみましょう。

犬

1.運動不足の解消

老後に健康被害を及ぼすさまざまな要因の一つの中で特に注意しなければいけないのが「運動不足」です。

現役で働かれている時や子供の育児に追われている時は「自分は運動はしない」と思われていても、通勤や買い物など「運動」とは言えないまでも、生活の中の細かな用事の為に体を動かしています。

この普段の人の動きが老後になると格段に減少してします傾向にあるのです。

運動不足になると筋力が衰え、骨が弱くなるばかりか、食事の栄養が消化されないことによる摂取カロリーオーバーなどから引き起こされる生活習慣病は数えきれません。

犬は犬種にもよりますがほとんどが「散歩」をしなくてはならない動物です。

当然犬を飼われると一緒に散歩するようになります。

運動が嫌いな方でも犬の動きにつられて一人で散歩する時よりも多くの距離を歩くようになります。
犬の散歩をすることで一日の歩く歩数が増え、飼い主の健康増進にも大きな効果があるのです。

2.精神的な効用

ひとり暮らしの高齢者は「話相手」の存在がいないことを嘆きます。

連れ合いのいる夫婦の場合でも長年連れ添った相手とは真新しい出来事でもないと会話も少なくなってしまうようです。人は会話をすることで自分の存在意義を確認できますし、精神的な満足感も得られます。

犬を飼うと犬との会話が必要になります。さまざまな指示を出さなくてはいけませんし、しつけの際には会話は必須です。

人間との会話とは異質なものですが、これでも充分に充足感は得られます。犬は人間の言葉を理解しようとしますから、心が通じた時にはこの上ない喜びが生まれるのです。

そして犬は人間の庇護の元で生きますから、飼い主は「世話」をしなければいけません。

エサを買いに行き、散歩をし、トイレの世話、動物病院に連れて行かなければいけない状況も生じてきます。

これらの事柄は高齢者が失ってしまった責任や役割を取り戻すことに繋がるのです。当然生活にメリハリはつきますし、考える事も体を使うことも必要となりますから、生活自体が活動的になり虚無感から逃れることができるのです。

3.アニマルセラピー的効果

老人介護施設などで取り入れられている動物介在療法というものがあります。ペットと触れ合う時間を作ることで様々な健康効果や病状の改善効果が科学的に報告されているのです。専門の療法士もいますし、カリキュラムも存在します。

動物と触れ合うことによる健康効果には、副交感神経を優位にしリラックスする、血圧の調整、怪我の再生速度の向上などがあります。

リラックス状態によるストレスの軽減は、ストレスからくる多くの健康被害を考えると軽視できないものであり、これらの多くの効能効果が得られるのです。

犬を飼うことに多くのメリットがあるも、注意も必要

このように犬を飼うことが老後の生活と健康に対してメリットが多数あります。

ただいくつかの注意点もあります。しつけがうまくできなかった犬はトラブルを起こしがちですし、単に負担にしかなりません。

現在では多くの書籍などで犬のしつけを知ることができますので、飼う前にある程度の知識をつけておくことが必要です。大型犬になると必要な散歩の量も格段に増え1日5㎞以上必要になることもあります。自分の体力を考慮にいれた犬種選びも大切です。