老後に園芸を始めるための4ステップ。ポイントは楽しく小さく始めること

老後に園芸を始めるための4ステップ。ポイントは楽しく小さく始めること

老後の趣味の中でも人気の園芸。

「セカンドライフはぜひ、家庭菜園をやってみたい」とか「夫婦で花を育てながら、晴耕雨読の生活を満喫したい」と考える人が増えています。

しかし、園芸の経験のない人は、どこからどう初めていいのか迷うに違いありません。ここでは、園芸初心者が、老後に園芸を趣味とするための方法を、4つのステップでご紹介します。

園芸ハウス

ステップ1. まずはプランターや鉢で、花を苗から育てる

いきなり畑を持ったり、大きな庭にイングリッシュガーデンを作ろうとしても、失敗するのがオチです。「園芸」というのは要するに「農業」。農業がそんなにかんたんにうまくできるはすがありません。

ですから、老後の趣味として園芸をしたいと考えるなら、最初は園芸店や町の花屋、ホームセンターなどで、「花の苗」を買うところからスタートしましょう。「ポット苗」と呼ばれる苗が、100円ぐらいから売っていますので、店員に聞いて、できるだけ育てやすい苗を選びましょう。

そして、それを植え付ける鉢やプランターと用土、肥料も店員に聞いて選びます。とにかく「まったくの初心者」ということを明示し、レクチャーしてもらうのが基本です。

ポイントは、うまくいかなくてもあきらめないこと。「まったくの初心者が最初から絶対にうまくいく方法」など、園芸に限らず、すべてのジャンルでありえないのです。

ステップ2. 球根を育てる

苗から花を育てることがうまくいったら、球根にチャレンジしてみましょう。

「チャレンジ」といいましたが、実際にはそんなに大げさなことではありません。

だれでも小学生の時にチューリップを学校の校庭で育てたり、ヒヤシンスの水栽培をした経験があるでしょう。チューリップもヒヤシンスも球根植物です。さらに言えば、ダリア、カンナ、水仙、クロッカス、アネモネなど、子供のころになじみのあった花は球根植物ばかり。

それはつまり「球根植物は子供でも育てやすいから」なのです。

ステップ3. 種から育てる

球根からうまく育てられたら、いよいよ種からの園芸に挑戦です。

これはほんとうに「挑戦」と言っていいでしょう。というのも、植物によって種の蒔き方、覆土の仕方(どれくらいの土を種の上にかぶせるのか)などが違って芽が出てからの「間引き」のコツなどもあるからです。

ちょっとめんどうだし、ちょっと難しい。だからこそうまくいった時の喜びも大きいというわけです。

これは「生きとし生けるもの」の子孫繁栄の喜びと通じる、大きな感動と言っていいでしょう。

ステップ4. 家庭菜園

花を種から育てる喜びを実感できたら、家庭菜園を始めましょう。

もちろん、いきなり家庭菜園からスタートしてもいいのですが、せっかく時間に余裕のある老後の趣味なのですから、「花の苗」から段階を踏んで、野菜作りにまでバージョンアップする方法をおすすめします。

今は、自治体が廉価で区画農地を貸し出していますので、それを利用するといいでしょう。

ベランダでも可能ですが、ほんとうにおいしい野菜を作るためには、ベランダ園芸では限界があります。地植えでないと、やはりおいしく食べられる野菜は作りにくいのです。

少しずつステップアップして園芸を楽しもう

ここでは、「花の苗から始める園芸」をご紹介しました。

老後の趣味でもっともいけないのは、「うまくいかなくて、それがかえってストレスになってしまう」ということ。それを避けるための4つのステップ園芸方法、参考になさってください。