老後のアパート経営を検討する際に考えたいリスクとポイント

老後のアパート経営を検討する際に考えたいリスクとポイント

少子高齢化の進む現在、年金制度も今後どうなっていくか不安な方も多いと思います。

このような現状の中、老後に安定した収入を得たい中高年層に人気となっているのがアパート経営です。

アパート経営は価値変動の少ない不動産という財産を元に、毎月の家賃で安定した収入を得ることが出来ますが、リスクは無いのでしょうか?

今回はアパート経営を行う際のポイントをご紹介します。

アパートの一角

1.購入に関するリスク

アパートの購入には何千万円という金額が掛かります。

現金一括で購入出来るのであればあまり問題はありませんが、そんな大金が自由に出来るなら老後も苦労は無いでしょう。

ほとんどは一部を頭金として用意し、あとはローンを組むことになります。

担保を用意することでローンは可能ですが、年齢や現在の収入などで借入出来ない場合もあります。
手持ちの預貯金で無理のない範囲のローン金額がいくらか事前に把握することが重要です。

また、購入する物件が何でも良い訳ではありません。

交通機関からの距離や周辺の商業施・病院・学校など設立地条件や周辺環境が良いか、
想定される入居者層に合っているか、そういった観点で検討し、空室が出にくい物件を購入する必要があります。

2.経営に関するリスク

アパートの収入は単純に家賃×部屋数と考えがちですが、固定資産税、各種保険料金、共有部分の消耗品購入や老朽化、
故障・破損した場合の改修費用など、物件管理に掛かる金額があり、そうした出費を差し引かなければいけません。

ある程度は家賃や共益費・管理費で賄いますが、高すぎると家賃が上がって入居者が入りません。
逆に必要経費にしすぎると収入が減少します。

空室が出た場合は直接収入が減りますので、空室率も最初からある程度想定しておかなければいけません。

ローンも含め、それらを踏まえた収支計算をしっかりと事前にシミュレーションし、
老後の生活資金が十分に満足できるかを考えましょう。

3.相続に関するポイント

不動産は価値ある物件であれば長期間収益を得ることが出来ます。
しかし中高年で不動産を購入する場合は相続に関することも考慮しておかなければいけません。

高いローンを組んで自身に万一の事があった場合は子供たちに借金を残すことになります。

その為に団体信用生命保険への加入があるわけですが、逆に満額返済した不動産を相続させる場合、
相続税の対象額が3000万円からに改正されたこともあり、高い相続税が掛かってしまう場合もあります。

購入するタイミングやローンの期間によって余計なお金が掛かることになります。

御自身の状況に応じて、どのような形で資産を残していくかを考えることも重要です。

これまでご紹介したように、アパート経営に関しては単純に買ってしまえば大丈夫というものではなく様々なリスクがあります。

その為に専門の業者がいるのですが、バブル期に横行したように詐欺まがいの業者も後を絶ちません。

しかし、安定した不動産を使ったアパート経営は魅力的な収入源であることに変わりはありません。
入居者がいる限り収入が絶えることはなく、また不動産の価値は永遠です。

・アパート経営に関するリスクをしっかり理解すること。
・購入から相続まで全体的なお金の流れ「キャッシュフロー」を考えること。
・信頼出来る業者を選ぶこと。
これがアパート経営を行う上でのポイントです。

老後の生活を安心して過ごすための「アパート経営」一度検討してみてはいかがでしょうか。