リウマチの初期症状5つ。リウマチは初期症状の時から検査や治療をしよう

リウマチの初期症状5つ。リウマチは初期症状の時から検査や治療をしよう

30代から50代以降の女性の発症も増えたいわれる関節リウマチですが、早期に発見して治療を始めることで、寛解の状態に導きやすくなります。

自己免疫疾患である関節リウマチは、現在のところ完治の方法がないと言われますが、寛解の状態にできれば痛みなどの支障もなく生活できますので、早めの対処が理想的です。

初期症状を的確に察知することで、検査や治療を受けるきっかけになりますのでご紹介します。

1.関節が動かしにくい

関節リウマチという名前の通り、関節に変形や腫れが出ます。

そのため、関節が動かしにくいという初期症状が、最も自覚しやすいと言って良いでしょう。

ぶつけた記憶もなく突き指などではないのに、関節が曲げにくいとかスムーズに動かないときには、関節リウマチの初期症状の可能性があります。

特に指の付け根や第二関節の痛みと腫れには気をつけましょう。

関節が腫れたりむくんだりすることで、指が曲げにくい症状も出やすくなります。

全ての指ではなく一部分の腫れが目立つこともありますので、ご自分の指を見比べてチェックするとわかりやすくなります。

関節リウマチは手の関節が注目されますが、膝や肘・肩の関節にも自覚症状が出ますので、油断せずにセルフチェックしてください。

むくみに関しては手や足だけでなく、顔に症状が出ることもあります。

実際に腫れていて触ると疼くような痛みがあるなら、関節リウマチを疑い、検査の必要があるでしょう。

2.朝起きたときに手のこわばりがある

関節リウマチの特徴として、朝起きたときに手を握ると開きにくくなる自覚症状があります。

日中は、手を握ったり開いたりするのはスムーズなのに、朝起きてから30分から1時くらいの間だけ、手を握るのも開くのも時間がかかってしまう場合は、関節リウマチの可能性があります。

一般的に紹介されている診断の基準では、朝起きてから1時間のこわばりが6週間以上続くときに関節リウマチの疑いがあるとしています。

朝だけのことなので生活に支障はありませんが、早期に関節リウマチを発見し治療開始するために病院での診断が必要です。

パジャマのボタンが外しにくいなど、朝の身支度が不便になるのでわかりやすい初期症状だと言えます。

3.体がだるい・微熱が続く

関節リウマチは関節に痛みや変形が起こるだけの病気ではありません。

自己免疫疾患と言って、自分の免疫が自分の細胞を攻撃している状態なので、内臓の問題なども知らないうちに体の中で起こっているのです。

手のこわばりも関節の腫れも全くないけれど、37度台の微熱が続くとか、体が重くてだるいなどの症状があれば、関節リウマチを疑うケースもあります。

関節リウマチによる炎症性の微熱は、関節の痛みを伴わないことがありますので注意しましょう。

風邪を引いた覚えもないのに熱が高いなら、早めに医療機関を受診してはいかがでしょうか。

だるいとか体が重いという初期症状は、過労やストレスのせいだと間違われて見逃しがちです。

他の自覚症状も含めて、ご自分の体を点検してみて下さい。

4.息苦しさや咳き込みがある

関節リウマチと関わりのある内臓疾患の1つに、間質性肺炎があります。

これは肺の柔軟性が損なわれて細胞が硬くなり、呼吸困難や咳などの症状を引き起こします。

空咳や痰などが目立つようなら胸のレントゲンを撮り、関節リウマチの検査を受けることになるでしょう。

喫煙の悪影響で関節リウマチになるとか、間質性肺炎になるなど様々な関わりがあるので、喫煙者には要注意の初期症状だと考えてください。

以上のように息苦しさや咳き込みも関節リウマチの大事なサインです。

免疫の問題から、感染症にかかりやすい体調になっていることも把握しておくと良いでしょう。

5.慢性的な腱鞘炎

パソコンを使った仕事などで手首を酷使すると腱鞘炎になることはよくあります。

一度直ってもしつこく繰り返し、慢性化している場合は関節リウマチの可能性があります。

対処をしていても改善されない、長引く、そして繰り返す、と症状が続いていれば、単なる腱鞘炎の悪化ではなく関節リウマチを疑った方が良いでしょう。

仕事で手首に負担がかかっているだけと放置している間に、関節リウマチが悪化したというケースも見られます。

一度、医療機関で検査を受ければ、今後の腱鞘炎対策が充実するとか、関節リウマチを早期に発見できるなど、ご自分の健康寿命を伸ばすことにも繋がります。

リウマチは初期症状のうちに対処しよう

関節の痛みや腫れで生活に不便を感じる他、骨がスカスカになるなど深刻な問題が出やすいので、早期に治療を始めるのが望ましいでしょう。

万が一、関節のトラブルが深刻な状態になり、指や手の人工関節を使うとしても、股関節や膝の人工関節のようなレベルには達していませんので、不便さが劇的に改善されません。

そのような段階にならないためにも、初期症状を把握していることが何よりも大切です。