尿漏れパンツの選び方のポイント【機能性、デザイン性、価格】
何かの拍子に下着を濡らしてしまった。 ショックで気持ちが落ち込んだり、外出が嫌になったりしていませんか? 尿漏れは加齢の他、産後や病気、病後など様々な理由で起こります。 尿漏れがあっても、下着の濡れや違和感を感じることなく普段通りの生活を送るために、ぜひ尿漏れパンツの選び方を知っておきましょう。1.機能で選ぶ尿漏れパンツ
尿漏れパンツを選ぶとき、第一に考えるのは吸水量。 どれだけの尿を吸水するのか、自分の尿漏れのタイプによって選ぶパンツも違ってきます。 ①軽い尿漏れ・・・尿の量が約20ccぐらいまで。 排尿後にちょっと漏れてしまう。 重い荷物を持ち上げる、咳やくしゃみをするなど、お腹に力が入ったときなどに漏れてしまう人に向いています。 ②尿漏れ・・・尿の量が約20ccから50ccぐらいまで。 日常の動作でも漏れてしまうことがあるなど、より重い症状のある人に向いています。 ③重い尿漏れ・・・尿の量が約50cc以上身体を動かしていなくても漏れてしまうなど、自分の意思とは関係なく漏れてしまう人に向いています。 例えば軽度の尿漏れタイプでも、長時間トイレに行けない場合などには吸水量の多いパンツを使用するなど、時と場合に合わせて使い分けるのも良いですね。 通信販売などでは、300cc以上という大容量の商品も扱っています。 体調の悪いときや手術後などに使われています。 ご自分の尿漏れ具合に合わせて選びましょう。
2.使い心地で選ぶ尿漏れパンツ
機能性でどのタイプを使うか決まったら、次に気になるのは履き心地ではないでしょうか。 外から見て分かるようなゴワゴワしたものでは、着心地も良くないし、他人の目も気になって、せっかくの楽しい時間が台無しです。 尿漏れパンツを履いていることを忘れるような商品を探してみましょう。 ①気になるニオイ対策・・・消臭の仕組み各社色々な消臭・抗菌対策をしています。 パンツの生地全体に消臭効果のある素材を使ったり、中の吸水層に特別な布を使ったりしています。 アンモニア臭を防ぐ方法も商品によって違いがあるので、使っている人の感想やレビューなどの確認も参考になります。 また、洗濯を繰り返しても効果が消えない商品かなどをチェックするのもポイントです。 ②履き心地・・・吸水層について外側の生地も大切ですが、中の吸水層の生地も履き心地を左右します。 吸水層の肌に触れる部分が、どんな素材なのか、体質によってはかぶれなどを引き起こすこともあるので、必ず確認しておきましょう。 吸水層はだいたい3から6層の商品が主流になっています。 尿漏れのタイプでも吸水層の数は違ってきますが、中にはとことん薄型にこだわった商品もあります。 また吸水層の生地そのものが薄いものから、吸水層の面積を広げることで薄さを実現している商品もあります。 そして吸水層の中に防水布が入っているものもあり、吸水量のほかには、通気性などもチェックするとより快適な生活が送れます。 男性用では、ブリーフ型、トランクス型、ボクサーパンツ型によってパンツ本体と吸水パッドの縫製方法に違いがあります。 トランクス型では吸水パッドがサポーターのように中に吊り下げられた形のものがあり、見た目も普通のトランクスと変わらないなど、商品によって色々な利点が違うので、選ぶ楽しさもあります。 また、万が一に備えて、漏れ防止のギャザーなどが入れられたものもあります。
3.デザイン・価格で選ぶ尿漏れパンツ
最後になりましたが、やっぱり気になるのは見た目と価格。という方も多いのではないでしょうか? 温泉などの旅行先やスポーツジムなど、人前で着替えても尿漏れパンツと気が付かれない商品もたくさん出ています。 ①男性用・・・ブリーフ型、スパンブリーフ型、トランクス型、ボクサーパンツ型、さるまた型などが主な商品として多く販売されています。 同じ型でも太ももまで覆う丈のものもあります。 生地や柄の種類も豊富で、季節によって使い分けられます。 価格はおおよそ500円くらいのものから、10000円以上のものまで様々です。 吸水量が多くなると価格も上がってくる傾向にあります。 ②女性用・・・ショーツ型が主な商品として多く販売されていますが、体型維持のためのお腹抑えや腰痛をサポートするためのガードルタイプや、太ももまで覆う丈の商品などもあります。 男性用同様、生地や柄も豊富な他、パンツ本体と吸水パッドの色が同じという、見た目には尿漏れパンツだと全く気が付かれないようなものもあります。 価格はおおよそ800円くらいのものから、30000円以上のものまで様々です。 吸水量が多くなると価格も上がってくる他、生地や凝ったデザインによって価格にだいぶ差があります。
自分に合った尿漏れパンツを選ぼう
尿漏れを心配して、外出もままならない。 それでは毎日がつまらなくなってしまいます。 尿漏れパンツといっても、いまは機能性もよくデザインも豊富。 最適な尿漏れパンツを選びましょう。