寝たきりになってしまう原因7つ。寝たきり対策をしよう

寝たきりになってしまう原因7つ。寝たきり対策をしよう

年齢を重ねていくと、病気やケガの一つや二つあるものですが、それがきっかけで突然「寝たきり」になってしまう人もいます。

どんな原因で「寝たきり」になってしまうのでしょうか?

原因を知って、「寝たきり」にならない様に、心がける事や、気をつける事をご紹介します。

1.骨折

骨折は年齢を問わずしてしまうものですが、若ければ回復も早く、リハビリの効果も出やすいものです。

しかし、中高年ともなると、体そのものが動かしづらくなる上、筋力、体力ともに低下して関節が固まってしまいます。

そうなると、起き上がれなくなり、寝たきりになってしまうケースが多いのです。

ですから骨折をしないように、足元に歩行の邪魔になるような荷物を置かないようにしたり、足腰の筋力をつけるなど、転倒防止の対策をしましょう。

2.脳血管疾患

脳血管疾患とは、脳の中の血管が破れて起こる「くも膜下出血」や血管が詰まってしまう「脳梗塞」を含む病気です。

脳内に異常が起こると、運動や感覚機能に障害が生じ、手足に麻痺が起きたりします。

これが軽度ならば、元通りにはならないにしても、リハビリで運動する事によって多少寝たきりを防ぐ事はできます。

しかし重度のダメージとなると、食事は自分で取ることはもちろん、排泄も無理で、その上意思の疎通さえできない場合もあります。

つまり、脳血管疾患は「寝たきり」どころか生命の維持さえも困難になってしまいます。

いわゆる「植物状態」です。

日頃から健康を意識して、恐ろしい事態を避けましょう。

3.認知症

こちらも同じ脳の病気からくる記憶障害の事ですが、厚生労働省の発表によると10年後には65歳以上の3人に1人が認知症患者になると予想されている程、とても身近になってきた病気です。

代表的な症状としては記憶障害がありますが、症状が進行する事はあっても、良くなる事はないと言われています。

この認知症の症状が進行すると、末期症状として、自分で排泄できなくなったり、食事も自発的に摂る事が無くなり、結果的に「寝たきり」となってしまいます。

最近ではとても身近に聞く事が多くなった認知症、やはりならないための予防が大切ですね。

4.関節、筋肉の衰え

加齢によって足腰の筋肉が衰え、膝や腰といった関節の弱さが原因となり日常の歩く、立つ、座る、食べるといった簡単な動作ができなくなり、「寝たきり」になってしまいます。

この衰弱の原因は、運動不足や食生活などからきているので、生活習慣の改善や運動を心がける事で、未然に防げるものでもあります。

骨密度、筋肉量は年齢とともに低下していきます。

骨粗しょう症も骨密度の低下による病気で、骨がスカスカの状態になり、少しの衝撃で骨折しやすくなります。

食事でカルシウムやたんぱく質を摂るようにして、さらに筋肉に負荷を与えるような運動も取り入れ、筋力アップに力を入れましょう。

5.心臓病

「寝たきり」の原因の順位としては低い方ですが、心臓病を患っていると言うことは、体に負担をかける行為はできません。

つまり、安静にしていなければなりません。

これが長期間に及ぶと、筋肉の萎縮や筋力の低下だけでなく、呼吸機能低下など、全身の運動能力が衰えてしまいます。

病院によっては、専門の心臓リハビリテーションを行える機関もあり、体力の回復や生活指導等を受けられます。

これによって、心臓病の患者でも、運動能力が増加したり、息切れなどの心不全の症状が良くなったりすることが期待できますので「寝たきり」にならないためにも、こういった療法を知っておくと良いでしょう。

6.過度の安静

これは全ての病気に起こりうる事です。

特に病気で入院している高齢者は、必要以上の安静が続くと、足腰や筋力の衰えに直結します。

「寝たきり」を予防するには、ベッドで寝ている状態から、できるだけ座った状態でいる時間を増やしたり、ベッドの上で上半身や下半身を動かす運動を行うことが大切です。

また、運動機能が低下すると精神的機能も低下していきますので、なるべく声をかけるようにして、自立の方向へと導いてあげるのが良いでしょう。

そして、本人が気力を持ってリハビリに臨めるように家族で支えていくことが、大切です。

入院中はリハビリ訓練を行っていても、退院して家で何もしないでいると、あっと言う間に体の機能が衰えます。

家庭でも少しずつ行動範囲を広げていってあげましょう。

また、他の人との交流も、外出意欲が沸いてくるので、行動を高めるのに役立ちます。

7.高齢による衰え

人間誰しもが年をとり、体力が衰えてきます。

逆を言えば、体力の向上に努め、自立を図るように心がければ「寝たきり」を防げるはずです。

時間がかかっても、自分でできる事は自分でやる、趣味や生きがいを見つけ社会との関わりを持つ、こういった生活を送る事で、心身の機能の低下を防ぐ事ができます。

寝たきりになる前に原因への対処をしていこう

共通して言える事は、原因となる病気やケガを未然に防ぐ事が大切だという事です。

脳血管疾患、心臓病などは毎日の生活習慣を少し変えていくだけでも予防につながります。

日頃の心がけで、「寝たきり」を事前に防ぎましょう。