高齢者がうつ病を予防する方法

高齢者がうつ病を予防する方法

今の時代、日本もうつ病大国と言われるほどうつ病を患っている人がたくさんいます。

その中でも、女性と高齢者のうつ病患者が非常に多いと言われているのです。

では、高齢者がうつ病にならない為にはどんな事を気を付けたらいいのでしょうか?

1.社会から孤立しない

高齢になり社会から孤立してしまう人というのがいます。

突然これまでの関係が断ち切られることで、話し相手がいなくなり、ストレスが溜まってしまった結果うつ病になるというケースも多くあります。

そういう方にオススメなのが、誰かとおしゃべりをすることです。

大した話しをしなくてもいいのです。

「今日は天気がいいですね」「寒いですね」「暑いですね」など、そんな社交辞令の話しでもいいから、人と会話する事が大切です。

人と会話する事で脳の認知機能もアップしますし、いわゆるガス抜きのような効果があるのです。

自分の中に溜まった鬱々したものが抜けるガスのように、シューっと自分の中から出ていってくれます。

人との会話をするには、何より、社会から孤立しない事が大切です。

何かのサークルに所属するのもいいでしょうし、買い物や散歩に出た時に、近所の顔見知りの人には積極的に挨拶するといった初歩的な事から始めてみるのでも充分でしょう。

まず自分から壁を作らなければ、人との輪は広がっていくはずです。

2.睡眠をきちんと取る

赤ちゃんは寝るのが仕事で、子供の頃はお布団に入ったと思ったらすぐに眠りに入れて、といった具合なのに、人間は年齢と共になかなか眠れなくなるものです。

睡眠時間は減り、睡眠の質も下がっていくのが自然な事です。

ですが、人は睡眠を取らずして生きていく事は出来ません。

眠っている間に人間はリセットする事が出来るのです。

ですから、年齢に応じた睡眠を取れなくなると、脳は疲弊し、うつ病を引き起こしかねないと言われています。

つまり、不眠はうつ病の最大の危険因子です。

よって、年齢と共に眠りにくくなるのが現状なので、若い頃以上に眠れるように自分を持っていく努力が必要にもなっていきます。

まず、睡眠は朝の起床時間に左右されると言われているので、仕事が無くても、送り出す家族が無くても、毎朝決まった時間に起床し、太陽を拝む事が大切です。

そして日中はある程度、活動する事が大切でしょう。

若い頃のようにどんどん動くことは難しいかもしれませんが、体力が落ちたからと言って、一日中ダラダラ過ごしていては、眠りを誘う疲労が足り無いといった状態になってしまいます。

こまめに休憩を入れながらも活動をする事が大切です。

他にも、ウォーキングなどの軽い運動を日課として取り入れる事も、筋肉を落とさない為にも有効でしょう。

他にも日中にカフェインの取り過ぎに気を付ける、寝床に入る直前にお風呂に入らない、寝る直前までお布団のある部屋には入らないなど、少しでも良い睡眠を取れるような工夫を心掛ける事が大切です。

睡眠がきちんと取れていれば、心は安定します。

3.固定観念に縛られない

「人は、若い頃に比べて頑固になる」ともよく言われます。

これは脳の老化からある程度仕方の無い面もありますが、頑固になり、固定観念に縛られるようになると、社会からの孤立、不眠を招きかねません。

「現役の頃はあんな仕事を任されていたのに、今更こんな仕事なんて出来ない」とか「主人を台所に立たせた事なんて一度も無いから、今更主人に家事を手伝って貰う事は出来ない」などと自分の固定観念に縛られていたら、自分を苦しめる事にもなりかねません。

人間は生きている限り変化していくものです。

その変化に恐れずに柔軟に対応していけば、第二の就職に着け、社会との繋がりが出来るかもしれません。

旦那さんにも家事を分担して貰う事で、自分にも自由な時間ができ、新しい趣味に出会えるかもしれません。

考え方、物事の捉え方というのは周りが強制できるものではないのです。

自分自身しかコントロールできるものです。

ですから、自分の人生をより良くする意味でも、少しでも固定観念に縛られないように気を付ける必要があるでしょう。

高齢者うつ病を予防しよう

長年会社に勤め続け、家族を支え続け、「やっと自由な時間が来た」と思った矢先にうつ病を発症してしまう人がいるという話はよくあります。

これはとても残念な話しです。

やっと訪れた自由な時間を有意義に過ごすべきです。

その為にもちょっとしたポイントを注意して、素敵な日常生活を送りましょう。