高齢者が一人暮らしをする際の注意点3つ

高齢者が一人暮らしをする際の注意点3つ

今の時代、平均寿命はどんどん延びていく中、一方で核家族化が進んでいます。

一昔のように二世帯、三世帯で同居するような世帯はどんどん少なくなっていっているのです。

という事は、高齢者が一人暮らしをする率がどんどん高くなってきているという事になります。

住み慣れた町、住み慣れた家で、子供や孫に気を遣わせず気ままに一人暮らしをするには、どんな事に注意したら良いのでしょうか?

1.必要な箇所はリフォームする

昔からある家だと段差が多く、バリアフリー化されていない家も多いはず。

若い人にとってはちょっとした段差でも、高齢者にとっては大きな段差になってしまう場合があります。

そのちょっとした段差で転んでしまい、脆くなった骨を骨折、そから寝たきりになるという可能性もあるのです。

他には急な階段を踏み外してしまったり、特に危険なのがお風呂かもしれません。

昔のお風呂は、浴槽を大きく跨がないと湯船に入れないような底の深い浴槽が主流でした。

この大きく跨ぐという行為は高齢者にとってかなり危険な行為と言えるでしょう。

また、昔からあるお風呂はタイル張りのお風呂が多いでしょう。

タイルは滑りやすく、冬は底冷えします。

ちょっとした事で滑り頭を打ってしまう可能性もありますし、冬場は、暖房の効いた部屋から底冷えするお風呂場に裸になって入った事で、血圧が急上昇して倒れてしまう可能性があるのです。

このような危険性を考えて、部屋全体をバリアフリー化したり、階段に手すりを付けたり、お風呂に暖房を設置したり、跨ぎやすい湯船に変えたりするなど、大幅リフォームをする事は大切かもしれません。

2.食事がきちんと取れる体制作り

身体が不自由でなかなか買い物に出られないとか、住んでいる環境的に近くにスーパーが無いなどの理由から、買い物難民となっている高齢者がいるという話しもあります。

これでは、充分な栄養を取る事もままならなくなります。

きちんと栄養が取れないと免疫力も落ちて行きますし、筋肉なども簡単に落ちていってしまいます。

ですから、きちんと買い物が出来る状況、買い物がままならなくても、せめて食事だけはきちんと取れる状況を確保する必要があるでしょう。

買い物に関しては今の時代、ネットスーパーで注文し、家まで届けて貰うという方法もありますし、宅食サービスとして、お弁当を届けてくれるようなサービスも数多くあります。

ある程度高齢者をターゲットにしているので、塩分や糖分、カロリーまできちんと計算されていますし、飲み込みにくい食べ物にはとろみをつけてくれていたりと食べやすいような工夫もされています。

他にはヘルパーさんに定期的に来て貰い、ご飯作りをして貰うという方法もあるでしょう。

自分の状況や環境に合わせて、最低限、食事だけはきちんと取れる環境を作っておく事はとても重要な事です。

3.人との繋がりを断たないようにする

一人暮らしでも、近所の人と毎日のように挨拶を交わすような状況であれば、病気で何日も寝込んでしまった際に、「久しく見ないな…」と気付いて貰えるでしょう。

寝込んでしまい、病院にかかる事も食料を調達する事も出来ない状況が続けば、衰弱していっていまいます。

そこに近所の人の助けがあれば、その窮地から脱する事が出来るのです。

子供や親族など身よりが近くに暮らしていなくても、定期的に連絡を貰うような状況を作っていれば、毎日電話に出て来るのに、電話にも出て来ないとなると「何かあったのかな…」と安否を気にして貰えるでしょう。

ヘルパーさんに定期的に見に来て貰うような環境になっていたら、それこそ直ぐに気が付いて貰えます。

人との繋がりを断たないようにする事のメリットは、病気で倒れた時に直ぐに気が付いて貰えるだけでなく、常に誰かとコミュニケーションを取る事にもあります。

一人暮らしをしている高齢者の中には「一週間、誰とも話していない」という人も少なくありません。

誰とも話さないというのは、精神的にもとても不健康な事です。

人は人と交わる事で人間らしく生きていけるのです。

まだ健康な内なら、積極的に地域のサークル活動に参加したり、ウォーキングなどの軽い運動を日課にして、毎日外に出る事を心掛けるべきでしょう。

外に出る事で、人と交わるチャンスを手に入れる事が出来ます。

ですが、更に高齢になり、地域のサークル活動やウォーキングなどの運動に自ら出て行く体力が無くなったら、デイサービスなどを積極的に利用し、臆する事なく参加していきましょう。

そこで人と交わり会話を交わす事で精神的にもリフレッシュできるでしょうし、脳を大いに刺激する事ができるでしょう。

高齢者の一人暮らし同士で助け合おう

年々平均寿命は上がって来ています。

ですが、これに伴い健康寿命が上がっていかないと、長生きしても意味が無いというのがみなさんが思うところだと思います。

寿命が延びていくに伴い、一人で暮らす期間も延びていく可能性も高くなるでしょう。

ですから、高齢で一人暮らしになっても、健康でより良い生活を少しでも送れるように工夫してみて下さい。