転ばないための歩き方5つ。転倒しない歩き方を身につけよう

転ばないための歩き方5つ。転倒しない歩き方を身につけよう

年齢と共に、急いでいたわけでもないのに転んでしまった経験のある人が多いのではないでしょうか?

それは身体全体の筋力の低下、その中でも脚力の低下、平衡感覚の低下、視力の低下などから、自然と転びやすい歩き方で歩いてしまっているからです。

年齢と共に筋力が低下するだけでなく、骨も脆くなっていきます。

一回の転倒で骨折、そして長期の寝たきりから内臓などの機能低下といった恐ろしい事態を巻き起こしかねません。

そんなトラブルを未然に防ぐ為にも、転ばないための歩き方をマスターし、日常生活に歩く事を取り入れていきましょう。

1.つま先で蹴り上げかかとで着地して歩く

若い頃はこの「つま先で蹴り上げかかとで着地」という歩き方を自然と行っています。

ですが、年齢と共に脚力が落ちて来る事で、ついつい足を蹴り上げずに、すりすりと足を地面に滑らすように歩いてしまいます。

特に一度でも転んだ経験がある方は、「転ばないように」と余計にこのすり足歩きをしてしまうのです。

ですが、このすり足歩きは、足が上がっていないので、逆につまずきやすい歩き方になってしまうのです。

ですから、歩く時はつま先で蹴り上げ、そしてかかとで着地している事を意識しながら歩くようにしましょう。

このように意識して歩いていくと、自然と膝も上がってくるでしょう。

そしてもう1つ。

つま先で蹴り上げかかとで着地が意識できるようになってきたら、蹴り上げた足を最終的には後ろに伸ばすように意識してみましょう。

こうする事で歩幅も大きくなっていきます。

2.身体を一本の棒として意識して歩く

年齢と共に猫背になってきたり、お腹が前に突き出た姿勢になっていきます。

この曲がった姿勢のままで歩くと、手の振りも小さくなり、又視線が下に向いてしまって視界が悪くなってしまいます。

その結果歩きにくくなったり、小さな段差でも見逃してしまい転びやすくなってしまうのです。

ですから、背中を真っ直ぐに伸ばす。

つまり胸を張るような感じを意識します。

またお腹とお尻をキュッと引き締めます。

この身体を一本の棒として意識すると、視線は自然と前へと向くでしょう。

視線が前へ向く事で視野が広がり、障害物が目に入りやすくなるのです。

そして、このような正しい姿勢で歩くと、身体のひねりを効かせやすくなります。

身体のひねりが効く事で、次の1歩が前に出やすくなりますし、腕の振りも自然と大きくなり歩きやすくなるのです。

姿勢を正して歩く事で腕の振りは自然と大きくなっていきますが、更に意識して腕を振るようにして歩く事も転倒防止に繋がるでしょう。

3.両足の幅を閉じて歩く

年齢と共に、歩く際に、右と左の足の幅が開いてくる傾向にあります。

これは身体の平衡感覚が落ちてくる為、転倒を予防しようとして自然と開いてくるのです。

変更感覚が落ちてきた事で自然と転倒を回避しようとして取る動作なのですが、この左右の足の幅が開いた歩き方は足の蹴り上げ、腕の振り、姿勢を真っ直ぐ、視線を前方へ、といった転びにくい歩き方の全てを阻害する歩き方になってしまいます。

更に歩きにくいので、疲れてしまう歩き方でもあり、疲労から転倒に繋がる危険性もゼロではないでしょう。

ですから、意識して、両足を閉じて歩くようにしましょう。

両足を閉じて歩く事を意識すれば、逆に自然とお腹、お尻を引き締める形になります。

そうする事で正しい姿勢を保つ事が出来るのです。

4.早足で歩く

これは自分が可能な範囲でいいので、少し早足で歩く努力をするという事です。

年齢と共に自然と筋肉は落ちていってしまいます。

これを少しでも食い止める方法は正しい食事を取り、後は継続的に運動するしかありません。

少し早い速度で歩く事で身体全体の筋肉、そして脚力が鍛えられます。

骨の強化にも繋がるでしょう。

息を少し上げる事で、肺などの呼吸器系を鍛える事にも繋がります。

ですから、毎日の歩行の中で、ちょっとだけ早く歩いてみる事を意識する事で転びにくくなるでしょう。

5.なるべく歩くようにする

正しい姿勢で歩く事を身につけても、なかなか歩かなくては意味がありません。

運動は毎日継続させてこそ意味があるので、毎日の生活の中でなるべく歩く事を取り入れていきましょう。

毎日朝30分のウォーキングを日課にする、買い物には車や自転車を使わずになるべく歩いて行くようにする、駅やスーパーでエレベーターやエスカレーターを使うのではなくなるべく階段を使うようにする、といったちょっとした工夫をちょこちょこ織り交ぜて行く事で、自然と筋肉、脚力、骨を強化する事が出来るでしょう。

転ばない歩き方をマスターしよう

子供や若い人はそうそう転びませんし、たとえ転んだとしてもそんなに大した事にはならないのが普通です。

ですが、高齢の方が転ぶとそれが大惨事に繋がってしまう可能性があるのです。

それ故「転ばないように」と細心の注意を払ってしまいオドオドした歩き方になった結果、それが余計に転びやすい歩き方になってしまっているという結果になっている人が多いのです。

ですから、正しい歩き方を意識し、且つなるべく歩く事を取り入れ、いつまでも丈夫な身体、足を保って下さい。