孤独力を高める方法6つ。孤独でも生きていけるようになろう

孤独力を高める方法6つ。孤独でも生きていけるようになろう

孤独死、老人うつ、年金問題、熟年離婚、また振込詐欺や訪問詐欺など、高齢者の心の隙間を狙った犯罪も急増し、近年の日本の老齢者を取り囲む環境はどこか殺伐とした印象です。

現在の日本で高齢者が健全な暮らしを手に入れるためには「孤独力」が必須であると言えます。

トラブルやリスクを回避し、健全に生き抜くための「孤独力の高め方」をご紹介します。

1.身の回りのことを自分でする

食事や買い物、掃除や洗濯など、いわゆる「家事」を疎ましく思うと生活すべてに嫌気が指しますし、自分を憐れむ感情が生まれてしまいます。

介護保険なども充実した現在ですが、自分の身の回りことをしっかりやっていけるようになれば、他人に依存しない強い自立心が生まれます。

実は「老後の不安」の大半は、こういった身の回りの雑用であり、病気や怪我などをした時も、現実面で困るのも家事全般です。

また、これら家事をこなすことによって極端な運動不足も解消でき、時間を区切った規則正しい生活も維持することができます。

2.身だしなみを整える

一人で生きていくのに「身だしなみ」はあまり必要ないのでは?と思われますが、実はこれも孤独力を高めるのに必要な要素です。

一人で生活するにしても、やはり外には出かけなければなりません。

日用品の買い物くらいならジャージにスリッパでもかまいませんが、住居周辺だけを行動範囲にしていると、徐々に行動範囲も狭まるものです。

テレビや雑誌など見ていて「ここに行ってみたい」という、観光地なり景勝地などがあればどんどん出かけるべきで、そうすることによって心身ともに活気がみなぎるものです。

ところが外出着を持っていなかったり、髪も伸び放題で手入れもしていなければ、まずそこから整えなくてはならず、面倒になりどうしても諦めがちになります。

反対に気に入った洋服や靴を購入することで外出したくなることもあるので、身だしなみを整えることは意外に大切なことです。

3.テレビに釘付けにならない

高齢者にとってテレビは無くてはならないものと思われていますが、これがリズムを狂わせて生活の質全体を悪化させてしまう原因になることがあります。

テレビは完全に受け手のメディアであり「何もしなくても」情報と娯楽を与えてくれます。

インターネット・スマホ依存などと、現代の若者を心配する声がありますが、依存度や健康被害の面ではテレビの方が危険と言えるかもしれません。

特に一人で暮らす高齢者は、物寂しさから音と画像のあるテレビをつけっぱなしにし、寂しさや退屈を紛らわそうとしますが、一度完全にテレビ断ちをしてみましょう。

一日の時間が長く感じられ、新聞を読んだり散歩をしたり、放りっぱなしの用事に手をつけたりして、有意義な一日を送ることが出来ます。

4.SNSは程々にする

多少パソコンやタブレットなどの知識がある高齢者の中にはFacebookやTwitterなどに深入りしてしまう方もおられます。

高齢者の特徴である他人とのつながりが希薄に感じるという心理がSNSと合致すると、良い結果は得られません。

これは高齢者に限ったことではなく、若者のニートなどもSNSに依存しやすいのです。

だからといってSNSが完全に悪い、というわけではありませんが、人とのつながりを求める心に夢中になると、余計に寂しさは加速していきます。

SNSで知り合った相手にストーカーまがいの行為をしてしまう高齢者の事案もあり、孤独力を高めるには必要以上に「友」を探してすがらないことも大切です。

5.リスクやトラブルに対しての備えをする

将来に対してのトラブルやリスクに対しての備えをすることで、不安を払拭できます。

保険や年金、住宅の契約事項は月々の支払い、また社会制度が変わった時に、自分はどう行動したらよいのかなど、金銭的なリスクに対して知識をつけて備えをしっかりしておきましょう。

最初は役所や保険会社などの担当の係りに、きちんと理解できるまで説明を受けることが大切です。

また緊急の際の病院や事故処理、自宅が持ち家なら修繕をしてくれる工務店や修理業者など、粗大ごみの廃棄業者などを調べて一覧にしておくことも大切です。

こういったことを自分の力で行うことで、孤独力を高めることができます。

6.ライフワークを見つける

ライフワークが見つかった高齢者は、非常に充実した老後を過ごせるでしょう。

男性なら退職、女性の場合は子供が独立したり、離婚や死別などで独り身になった時に「精神の支え」を失ってしまいます。

目的や適度なストレスの無い生活には張り合いがありませんし、リズムも乱れます。

一生かけてやり続けることがライフワークですが、心から楽しめ、自らを奮起できるものがあれば、後はなにも心配いらないくらいに孤独力は高まります。

ライフワークと単なる趣味の線引きは難しいですが、まず好きな趣味を見つけたり、昔好きだった趣味の中で生活の事情で諦めたものなどを思い出して見ると良いでしょう。

「時間がないから」「お金がないから」という理由で諦めた趣味や願望はあるはずです。

そして、ライフワークに着手する時に大切なことは「楽しいことを優先すること」「目標を曖昧にすること」です。

楽しくなければ続きませんし、あまり明確な目標を決めて実現しなければ嫌気が指しますので、目先の小さな目標を立てて、気軽に取り組みましょう。

楽しく孤独力を高めよう

「孤独」という言葉はあまり良い意味で使われませんが、若い人ならば「最も成長する時期」であり大切な期間です。

そして、独りの時間を有意義に使い、集中力を高めて何かに取り組むことの大切さに年代は関係ありません。

昔は多くの家族に囲まれて暮らし、家のために貢献することが高齢者の役割だったのですが、現在の生活環境はすっかり様変わりしてしまいました。

自分ひとりの力で社会に貢献できるような、そんな憧れる生き方をしていきましょう。