苦手な近所付き合いを克服する方法。ご近所様と上手く付きあおう

苦手な近所付き合いを克服する方法。ご近所様と上手く付きあおう

人間にとって共通の悩みのタネの一つが人間関係でしょう。 特にご近所付き合いに苦手意識を持っている人が少なくないはず。 ここでは、「近所付き合いが苦手」という悩みを抱えている方のために、オススメの対処法をご紹介します。

1.「笑顔であいさつ」を欠かさないように

いくら「苦手」と言っても、ご近所付き合いを一切しないというわけにはいきません。 また、年齢を重ねるごとに、ご近所とのお付き合いのもつ意味は大きくなってくるものです。 ですから、できれば苦手意識を克服し、上手なご近所付き合いをしたいもの。 そこでオススメしたいのが「笑顔であいさつ」を欠かさないようにすることです。 「口下手で、人と話すのが苦手」という人でも、「おはようございます」「行ってらっしゃい」といった程度の日常のあいさつならできるのではないでしょうか。 ポイントは「笑顔」。 明るい笑顔であいさつされて、嫌な気持ちになる人はいません。 「笑顔であいさつ」を習慣にすれば、そこから自然にコミュニケーションが生まれてくるものです。 「お暑いですね」「冷えますね」「(雨が)よく降りますね」といった気象の話を付け加えると、より自然なあいさつになるでしょう。 そこから先は無理せずとも、挨拶をしているという事実だけで関係の悪化を防ぐことができます。

2.さりげなく「人付き合いが苦手」ということを伝える

人間、正直に自分を見せると、相手も心を開いてくれやすくなります。 そこでオススメしたいのが、さりげなく、ご近所の人に「私は人付き合いが苦手でして」と伝える方法です。 それを「悩み相談」の形ですると、そこから会話が生まれます。 その会話を通じて、お互いの距離が縮まることも大いにありえるでしょう。 ただし、あくまでも穏やかに、にこやかに話すこと。 深刻な表情で話すと、相手は引いてしまいかねません。 「ちょっとした悩み」という印象を相手に与えることがポイントになります。

3.仲良しの人を1人作る

最初から、ご近所の人すべてと上手に付き合おうと思っても、うまくいくものではありません。 人間には必ず「合う人」と「合わない人」がいます。 合わない人と仲良くなるには時間もかかりますし、かなりの努力と工夫が必要でしょう。 しかし「合う人」となら、それほど努力をしなくても、ちょっとしたきっかけで親しくなれます。 ご近所の人の中に、必ず「合う人」がいるはずです。 その人を見つけましょう。 最初は1人でOK。 1人でも仲良しの人が見つかれば、ご近所付き合いがそれほど苦でなくなるはずですし、その人を通じて、人間関係が広がってもいくものです。 もし、思うように広がらなくても、その人の存在があなたの苦手意識を薄めてくれるに違いありません。

4.積極的にご近所のイベントに参加する

イベントを通じて人減関係を広め、そのことによって近所付き合いの苦手意識を解消するという方法もあります。 どんな町にも、なんらかのイベントがあるでしょう。 町内のお祭りやバザー、文化祭、あるいは町内清掃などの催しに参加してみてはいかがでしょうか。 その際、前項で紹介した「仲良しさん」と一緒だと、ハードルがぐっと下がるはず。 例えば、最初は「ただ、お祭りを見物する」というところからスタートすれば良いのです。 そして、「次の機会には、そのお祭りのお手伝いをする」というように、積極的に動いてみましょう。 人付き合いが苦手という人は、口下手なことが多いですが、「働く」という意識をもって輪の中に入っていくと、口下手は問題になりません。

5.飲食の会に参加する

飲食の会に参加すると、さらに近所付き合いがうまく行くようになります。 お酒ほど、人と人の距離を縮め、打ち解けやすくさせてくれるものはありません。 町内のイベントで飲食の場が設けられている場合は、ぜひ参加してみましょう。 お酒が飲めない人でもかまいません。 「酒席」というのは、お酒が飲めない人でも、その雰囲気で人と親しくなれやすいのです。 下戸で口下手な人は、ここでもマメに立ち働きましょう。 お酌をしたり、注文を取ったり、空いたお皿を隅に移動したりといった細やかな心配りを見せれば、「気の利く人」と思われます。

6.必要最低限の付き合いにとどめる

ここまでお話ししてきたのは、近所付き合いが苦手な人が、苦手意識を克服し、上手な人間関係を築くための対処法でした。 最後に1つ、そうではない対処法をご紹介します。 ご近所の人とは、何が何でも付き合わなければならないということはありません。 言うまでもありませんが、ご近所付き合いは義務ではないのです。 ですから、「苦手、あまり付き合いたくない」という場合は、無理に付き合おうとする必要はないわけです。 とはいえ、自然災害などが起これば、近隣の人とコミュニケーションをとらないわけにいかなくなります。 ですから、付き合いを全て拒否することは避けた方が賢明でしょう。 必要最低限のお付き合い、例えば「ご葬儀などには参列する」といったお付き合いだけはしておいた方が良いでしょう。

苦手なご近所付き合いをなんとかしよう

ご近所づきあいが苦手でも大丈夫です、少しずつ仲の良い人を作っていきましょう。 無理に仲良くなろうとすると、むしろ辛い結果になるかもしれないので、マイペースで頑張ってみてください。