禁煙の離脱症状を緩和する方法。眠気やイライラを克服しよう

禁煙の離脱症状を緩和する方法。眠気やイライラを克服しよう

禁煙の第一歩を無情にも阻む離脱症状。

これに苦しみ挫折してしまう人も少なくありません。

では、この離脱症状を少しでも緩和する方法はあるのでしょうか。

1.眠気には短いお昼寝を導入

禁煙する事で起こる離脱症状の1つに、激しい眠気が起こる事があります。

これは、それまで脳に充満していたニコチンが急に無くなる事で、脳内の自律神経のバランスが崩れ、お昼間などに急に激しい眠気が起こってしまうのです。

このように激しい眠気が襲ってくる事で困った場合には、お昼目を積極的に導入しましょう。

昼食後20分程度のお昼寝をする事は健康にとって非常に有効であり、午後からの活動の効率を上げると言われています。

このようにお昼寝そのものが推奨されているので、禁煙を始めた事で眠気が襲って困るようであれば、これを機会に昼食後の短いお昼寝を取り入れてみては如何でしょうか?

2.行動パターンを変更する

喫煙する人には、喫煙する行動パターンがあります。

朝起きてコーヒーを飲んだ後に喫煙する、昼食後コーヒーを飲んだ後に喫煙する、一日の仕事終わりにビールを飲みながら喫煙するといった感じです。

このような行動パターンを覆してみましょう。

朝起きて軽く朝食を取った後にいつものコーヒーまで来たのに、そこで煙草が吸えないと脳も精神をイライラする事でしょう。

ですからニコチンが脳から完全に抜け、その状態が当たり前になるまでは、しっかり朝食を取って最後のコーヒーは飲まないようにする等、行動パターンを変えてみましょう。

「禁煙したら食べ物の味がしっかり分かるようになった」「禁煙したらご飯が凄く美味しくなった」という人は多いはずです。

ですから、朝食をしっかり取って、食後のコーヒー1杯を省けば、そこから「煙草が吸えない…」というイライラを軽減する事が出来るでしょう。

3.咀嚼して満腹中枢を満たす

「禁煙をしたら食べ物の味が分かるようになる」、「ご飯が美味しくなる」といったように、ニコチンが妨げていた本来の味覚が戻る事と、「煙草によって満たされていた満腹中枢が今度は食べ物で満たしたい」といったような錯覚から、異様に空腹感を感じるようになり、過食傾向に陥る人がいます。

特に女性の中には、「禁煙したいけど禁煙したら太るから…」といった理由でなかなか禁煙に踏み切れない人もいます。

ですが、これは一時的な離脱症状に過ぎず、きちんとニコチンが抜け、それが当たり前になると異様な空腹感を感じる事もなくなるのです。

ですから離脱症状が出ている間は、なるべく咀嚼する事で満腹中枢を満たすようにしましょう。

口寂しい時は手軽にガムを噛むというのが良いでしょう。

そして3食の食事では軟らかい物を食べるのではなく、しっかり噛まないと飲み込めないような硬い物を積極的に食べる事で、満腹中枢を満たすようにしていきましょう。

4.自分にご褒美を与える

「食べたいのに食べられない」というダイエットの苦しみと同じで、「ニコチンを体内に取り入れたいのに取り入れられない」というイライラが、離脱症状の中でも一番きついのではないでしょうか?

このイライラに耐え切れず、ダイエットもそうですが、多くの人が挫折してしまうのでしょう。

ですから、ムチだけでなく飴を用意しておく必要があります。

ダイエットだって、ただただ我慢するだけでは絶対に続きません。

1日1食はある程度好きに食べて良いとか、1日1回はお菓子を食べて良いなど、飴があれば頑張れる人が多いでしょう。

それと同じで、禁煙すると太りやすくなるとは言え、甘い物が好きな人なら、禁煙のご褒美として1日1回はスイーツを食べる、お酒が好きな人なら1日の仕事終わりに決めた量のお酒を飲むなど、飴を与える事でニコチン断ちのイライラを緩和することができます。

5.便秘には水分と適度な運動

「喫煙者は便秘知らず」なんて噂を聞いた事はありませんか?

ニコチンは血管を収縮させる働きがあり、胃腸の毛細血管を収縮させる事で排便を促します。

これだけ聞くとニコチンは有益な物質のようですが、これは正常な排便作用ではありません。

ですから、このニコチンによる排便作用が当たり前になってしまうと、ニコチン無しでは排便が促されにくくなってしまうのです。

その結果、禁煙すると便秘になる人が多いのです。

便秘も煙草と同じく百害あって一利無しです。

このように離脱症状として便秘に困ったら、積極的に便秘解消に取り組みましょう。

便秘は放っておいて改善する事はまず無いでしょう。

まず適切な量の水分をしっかりと取るように心掛けましょう。

コーヒーや緑茶などの利尿作用の高い飲み物では意味がありません。

ミネラルウォーターやスポーツドリンクなど、身体に留まる飲み物を飲む事をオススメします。

そして適度な運動を取り入れる事が大切です。

ここでオススメの運動は、ウォーキングや水泳などの有酸素運動です。

運動は腸そのものを動かすので便秘解消に有効なのですが、その中でも有酸素運動はたくさんの酸素をゆっくり体内に取り入れるので、自律神経を正常な状態に整えてくれる事も出来ます。

ニコチンによってバランスを崩している自律神経を正常な状態へと近付ける意味においても有効でしょう。

禁煙の離脱症状と上手く付き合おう

禁煙における離脱症状として、眠気、不眠、イライラ、過食、便秘と様々な症状がありますが、これは一生続くものではありません。

いつかは終わりが来ます。

過ぎてしまえば「あの時は辛かった」なんて笑い話になる日が来るでしょう。

ぜひ、禁煙を頑張ってくださいね。