下流老人にならないためのポイント5つ

下流老人にならないためのポイント5つ

下流老人と言われる方々が増えつつあります。

病気、介護、住宅ローンなど、下流老人になる原因には、想定外の出費や想定内の出費もあります。

下流老人に陥らないためにも今危機感を持ち、すぐにでも行動する必要があります。

ここでは、下流老人にならないための5つのポイントご紹介します。

1.住宅ローン

35年ローンで住宅を購入された方も多いでしょう。

低金利の時代であれば利息の支払いに抵抗がなく、頭金なしで多額のローンを組まれた方も多いのではないでしょうか。

しかし、会社員で定年退職後、延長雇用や再就職が運良く出来たとしても、収入は激減します。

その時に慌てないためにも、定年以降もローンが残る予定の方は、現役の時に繰り上げ返済をしておき、その浮いた分は住宅の修繕費や将来の固定資産税等の支払いのために積立しておきましょう。

年金生活になると税金の支払いも負担となります。

「住宅と土地は老後の資産になります」とよく聞きますが、ローンの返済が出来ずに税金も未納となり、住宅を手放すことになれば本末転倒です。

そうならないためにも、定年までの繰り上げ返済は重要です。

2.生命保険

生命保険は万が一の場合に残された家族のためには必要ですが、家族の状況に合わせて見直しをする必要があります。

高額の医療保険に入っている方も多いようですが、健康保険には高額療養費の制度があるため、ある程度の貯蓄のある世帯にはほぼ必要ないと言われています。

死亡保障も子供が小さい時はある程度必要かもしれませんが、高校卒業後や独立後であれば高額の保障は不要でしょう。

夫が亡くなった際の妻の生活費が心配であれば、年金事務所で遺族年金の額を調べて貰っても良いでしょう。

夫が会社員であれば遺族厚生年金もありますが、収入や加入状況により年金額が変わりますので、自分の正確な年金額を確認した方が安心です。

保険の契約内容を確認し、不要な特約や高額の死亡保障がある場合は早期の見直しをオススメします。

浮いた分は貯蓄しておきましょう。

少なくとも、高い保険料を払っているために貯蓄が出来ないという状況だけは避けたいものです。

3.子供の教育費

子供の教育費についての選択は難しいところです。

親が学資ローンを組むのか、子供が奨学金を受けるのか。

奨学金を利用すると、ほぼ貸与型の奨学金で子供の責任となります。

学資ローンであれば債務は親の責任となりますので、子供に負担がかかることはありません。

親が「将来下流老人は避けたい」となれば、子供に奨学金を受けて貰った方が良いでしょう。

将来子供が独立し返済が可能であれば、親の負担はありません。

しかし非正規雇用が労働者の4割を超えている今、安定した給与で安定した返済が出来る保障はどこにもありません。

親心として「子供に苦労はかけたくない」という思いも勿論あるでしょう。

では、子供が奨学金を返済出来なかった時に備えて、親が奨学金返済用として貯蓄をしておくのはどうでしょうか。

子供の返済が順調であれば、その貯蓄は子供の結婚資金や住宅資金として使うことも出来ます。

いずれにしても、子供に感謝されることは間違いないでしょう。

4.副業をしておく

年金収入だけでは生活費が足りず、退職金や貯蓄を崩しながら生活していく。

貯蓄を崩すことを前提に考えると、まず貯蓄を増やさなければなりません。

副業で収入を得るというのも方法のひとつです。

副業には様々な分野がありますので、自分の使える時間、能力、体力を駆使すれば収入を得ることが出来るでしょう。

また、副業が順調にいき本業になる場合もあります。

会社員として現役世代に給与が増えれば貯蓄も増える可能性もありますが、給与が増える見込みは薄く減っていく可能性もあります。

また、いつリストラされるか分からない現在では、備えとして副業を始めてみてもいいのかもしれません。

5.投資

年金収入以外にも収入があれば下流老人を避けられる可能性があります。

それが投資です。

投資には様々な種類がありますが、株式投資を行えば、売買益・配当金・株主優待などで収入を得ることが出来ます。

勿論元本保証ではありませんので、運用には注意が必要です。

また投資信託などでは、現役世代に積立を行い、定年近くになったら安全資産に移すという運用も出来ます。

預金をしても、低金利の時代ですので増やすことは出来ません。

また、インフレになっていくと、預金は目減りするために対応出来ません。

元本保証の資産を確保しつつ、一部をバランス良く運用していく。

消費税が10%に上がる前に検討の必要があるでしょう。

下流老人にならないためにも今のうちに準備しておこう

誰もが想像していなかった下流老人の現実。

「老後こうなるとは思ってもみなかった」「もっとゆとりのある老後を迎えられると思っていた」。

下流老人に陥った高齢者が必ず口にする言葉です。

自分や家族の寿命がいつ来るかは誰にも分かりません。

分からないからこそ、想像力、知識、知恵、そしてそれに基づく行動が必要になるのです。