介護の疲れを和らげる方法。ストレスや疲労を解消しよう

介護の疲れを和らげる方法。ストレスや疲労を解消しよう

介護をしていると、緊張感から精神的な疲れが溜まり、身体的介護のため体の疲労も蓄積します。

その疲れを解消しないと、介護の上で共倒れの状態になることもあるでしょう。

介護されている方の健康のためにも、介護の疲れを和らげる方法をご紹介します。


1.デイケアでの一時預かりを検討

認知症高齢者などの介護を自宅している場合、自分の時間を作るのはとても難しいでしょう。

うっかりしている間に徘徊に出てしまったとか、家の中で転倒してけがをさせてしまったというケースも珍しくはありません。

そこで、デイケアサービスのように一時的に認知症の人を預かってくれる施設を探してみてはいかがでしょうか。

疲れた体を休めるのに、どなたかに預かってもらって休む時間を作ることは必要ですし、万が一、介護をしている側が体調不良で介護できない期間ができても、預け先があるだけでも安心です。

介護保険を利用するデイケアサービスは、事前に介護認定を受けて利用することになっていますので、認定手続きは済ませることになるでしょう。

手続きや認定審査には時間がかかりますので、できれば早めに始めることをオススメします。

2.ヘルパーの訪問で休憩時間の確保も

介護ヘルパーは、ご自宅に訪問して一定の介護サービスを提供する人です。

一般的には、要介護もしくは要支援の介護認定を受けて、決まった範囲で介護サービスを受けることになっています。

国でも推進している居宅介護の場合、自宅での入浴や排泄、食事などの介護と、掃除や洗濯など身の回りの援助などが受けられます。

要支援1~2の場合、週に1回の利用で11,680円程度、介護保険を利用するので自己負担額は1,168円で訪問介護を受けることができます。

定期的に第三者による介護の日があると、その日だけはご自分のお休みを作ることができますので、疲れをとる休息に当てられるでしょう。

自分で介護したいと思っても一人の人にできることには限界があり、辛ければ長く続けることはできないものです。

逃げ道になる選択肢が多ければ、人の助けも借りながら、介護を続けることができるでしょう。

3.一瞬でも休みたい疲れには

徘徊などの心配をしながら介護をしている人は、一瞬だけでもぐっすり寝たいと思うのではないでしょうか?

10分間で体の疲れをとる方法がありますので、一度試してみませんか?

ソファーやいすに腰掛けて体の力を抜いてください。

一番楽な姿勢になったら、そのまま10分間目を閉じてじっとしているだけでかまいません。

10分でアラームが鳴るようにセットしておいてください。

これは学生の受験テクニックとしても使われますし、NASAでもパワーナップと呼んでいる昼寝の方法です。

わずかな時間の睡眠でも体や頭の疲れをとることができると推奨されています。

起きてすぐに行動したい人は、この休憩を取る前にコーヒーを飲んでおくと効果的です。

コーヒーは効果が出るのに時間がかかるので、効率の良いタイミングとなります。

4.兄弟姉妹にもサポートを依頼する

兄弟姉妹がいるのに自分だけが介護をしていると不公平感を持っている人は、ここで兄弟姉妹に「1日介護」を経験してもらいましょう。

介護をしない人には介護の辛さは全く理解されません。

やってみなければ本当の大変さはわかりませんので、1日だけでも兄弟姉妹に介護をお願いして、ご自分の体を休めることに集中しましょう。

体を休めるのにも最適ですし、実は精神的な負担を軽くする意味もあります。

意地悪な言い方ですが「介護の大変さを思い知ってもらう」機会になるので、ちょっと仕返しをした気分になって心が軽くなる人が多いです。

看病とは違って介護には終わりが見えず、それが介護をしている人の心に重くのしかかってしまうのではないでしょうか?

自分だけが損をしていると悩まずに、看てくれる兄弟姉妹がいるなら1日くらいは介護を頼んで良いのです。

介護疲れを避けるには、嘘も方便で親族のサポートを受けましょう。

5.ご夫婦で介護をしている場合の休息

ご夫婦で認知症高齢者の介護をしているなら、30分くらいの休憩時間を作ることは簡単です。

パートナーにお任せする時間を作り、30分だけでもご自分だけのリラックスタイムを作りましょう。

お互いに譲り合うと時間を作りやすくなります。

お風呂に入って体の疲れをとってもいいですし、何もしないでボーっとする時間を持つのも大切なことです。

介護をしているときは常に誰かと一緒にいますので、一人の時間を作れないのもストレスになります。

1日30分間だけでも自分一人だけでいる時間を作ると、心身ともに疲れから解放されるのではないでしょうか?

介護の疲れを和らげよう

介護の疲れは、寝れば解消されるという単純なものではありません。

心身ともに疲れが蓄積して、疲労困憊と言っていいくらいになるものです。

特に心の疲れは体のダメージの原因にもなりますので、ストレス解消も欠かせません。

ストレスの原因になっているものから一瞬でも離れることで、介護疲れから解放されることがありますので試してみましょう。