階段の昇り降りが辛い時の対処法6つ

階段の昇り降りが辛い時の対処法6つ

中高年の方で階段の昇り降りが辛いと感じている方は、骨と骨の繋ぎ目である関節を覆う軟骨が磨り減ってきている可能性が高いと言えるでしょう。

この軟骨が磨り減る主な原因は老化です。

それなら「年を取れば関節が痛み、階段の昇り降りが辛くなるのはどうしようもない事なのか?」と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。

早い段階で適切な対処をすればそれを食い止める事が可能です。

そこで、階段が辛い時の対処法についてご紹介します。

1.適正体重に保つ

年齢とともに基礎代謝が低下するので、どうしても太りやすく痩せにくい身体になってしまいます。

ですが、その自然の法則に従いどんどん体重が増えてしまうと、その分だけ膝に負担がかかってしまい軟骨が磨り減る原因になってしまうのです。

ですから、食事に気をつける、適度な運動を継続する事で適正体重を保つ事が大切です。

食事は野菜、魚中心の和食を心がけ、肉なら低カロリー高タンパクの鶏肉や脂肪の少ない赤身の豚肉、牛肉を食べるようにします。

大豆製品や海藻類なども積極的に食べ、血液の流れを良くしてあげる事も大切です。

適正体重を保つ事で、動脈硬化、痛風、糖尿病のリスクも下げてくれます。

また、一度太るとなかなか痩せにくい身体になってきているので、太ってしまわない内に日頃から適正体重を維持する事を心掛けましょう。

2.筋肉量を保つ

これも年齢とともにどうしても起きる事なのですが、筋肉量はどんどん減少していきます。

そうなると軟骨を支えてくれていた筋肉も必然的に減少し、軟骨が磨り減ってしまうのです。

ですから、日頃から筋肉量を保つ事を意識する必要があります。

適度な運動としてウォーキングを思いつく人は多いでしょう。

このウォーキングは有酸素運動といってゆっくりと酸素を消費していき、その分代謝が上がり、痩せやすくなります。

ですが、この有酸素運動だけでは筋肉が作られないのです。

筋肉量を保つ為には筋力トレーニングを取り入れる事が必要になってきます。

自宅で座りながら軽めのダンベルで筋力トレーニングをするのもいいですし、椅子に座りながらの膝の筋力トレーニングもオススメです。

この膝の筋力トレーニングとは、椅子に座った状態で、足を片方ずつ椅子の高さぐらいまで上げ、10秒ぐらい保ち、ゆっくりと降ろす。

20秒程度休んで再度足を上げるといのを20回繰り返します。

そして次は反対の足を上げる事20回といったトレーニングで、これらを日常生活に取り入れるのも効果があるでしょう。

この時、つま先は伸ばしていても、曲げていてもどちらでも大丈夫です。

筋肉量を保つと、基礎代謝も上がるので、適正体重を保つ為にも有効と言えます。

3.グルコサミン、コンドロイチンの摂取

この2つの名前を耳にした事がある人は多いのではないでしょうか?

これは軟骨の主成分であるプロテオグリカンの材料となる成分で、もともと体内で作り出される成分なのですが、年齢とともに作り出される量が減ってしまうのです。

ですから、口から摂取する事でそれを補います。

市販薬としても売っていますし、整形外科などに行けば処方して貰えるでしょう。

4.水分を取る

人の身体は6割から7割は水でできていると言われていますが、軟骨の部分も同じで約7割は水でできているのです。

1日の適正水分量として2Lぐらいの水を意識して飲むようにすれば、軟骨の部分を潤すだけでなく、血液の流れも良くしてくれます。

そうする事で軟骨に必要な成分が行き渡りやすくなりますし、体内の老廃物の排泄をも促してくれ、冷えを予防してくれます。

冷えも膝を傷める大きな要因として考えられています。

年を取ると喉の渇きに気付きにくくなり、必然的に水分不足になってしまっている人がいるので、意識して水を取る事が大切です。

5.禁煙する

タバコのニコチンは軟骨を磨り減らす原因の1つとして考えられています。

ですから、階段の登り降りが辛いと感じ始めたなら、これを機に禁煙する事をオススメします。

禁煙効果としては軟骨を守るだけでなく、動脈硬化や肺炎などのリスクを下げる効果も期待できるでしょう。

6.激しい運動を避ける

適度な運動は軟骨にとって有効ですが、逆に激しい運動は軟骨を磨り減らす原因になります。

激しい運度は軟骨にとって悪いだけでなく、身体全身にとっても悪影響があるとも言われいます。

激しい運動ではたくさんの酸素量を一気に消費します。

そして体温が急上昇します。

こういった環境から老化を促進する毒素である活性酸素が大量に体内で発生してしまうのです。

ですから、運動はウォーキングなどの有酸素運動と適度な筋力トレーニングがオススメです。

日頃から膝を大切にしよう

「階段の登り降りが辛い」「膝が傷む」と感じ、膝を守る為にあまり動かなくなる人がいると聞きますが、実はそれは逆効果です。

膝は適度に動かしてあげないとどんどん使いものにならなくなってしまいますし、身体全体から考えても運動不足はデメリットの方が多いと言えるでしょう。

ですから、適度な運動を日頃から心がけ、適正体重を保つ事を一番に生活してみて下さい。