膝の裏が痛い時に考えられる原因と対処法7つ

膝の裏が痛い時に考えられる原因と対処法7つ

膝の裏が痛んで足がだるく重いときがありますよね。

膝の裏側にしびれがおこり、長い距離を歩けないなど。

なぜ膝の裏側が痛くなるのでしょうか。

原因は膝以外にあるのかもしれません。

膝の裏の痛みの原因についてご紹介します。

1.体重の増加で膝が痛む

体重が増加すると歩行時や、立ち上がる際に、膝の負担が大きくなります。

歩き始めてしばらくすると膝の裏に痛みやしびれが起こり、長い距離を歩きづらい場合は、安静にして痛みがひくのを待ちましょう。

過食や運動不足を原因とする肥満は特にお腹の周りに体脂肪がつきやすくなります。

肥満で筋力の弱い人は背骨や骨盤の無理な傾斜を筋肉が支え切れません。

痛みがなくなれば、ゆっくり歩くなど運動習慣をつけ、体重減量を心がけましょう。

2.歩き方が悪い

背中が曲がり、膝も曲がりすぎた歩き方は、体重軸が前方にかかります。

良くない姿勢で長時間歩き続けると膝の裏側、ふくらはぎに力が入り、筋肉痛になって痛みが生じます。

正しく歩くポイントは、あごを引く、肩の力を抜く、背筋を伸ばす、膝を伸ばしてかかとから着地しましょう。

ヒールがある靴ではどう着地されているでしょうか?

中ヒール以上(3㎝以上)の場合は、かかとからではなく、足裏全体で同時に着地すると、正しい姿勢を保ちながら歩きやすくなります。

3.スポーツによる膝の裏の痛み

スポーツをし過ぎると膝の裏、内側に痛みや腫れが生じます。

バスケットボールやバレーボールなどジャンプや着地の際に、膝に負担がかかります。

また十分な準備運動をせずに動き始めた時など、足がつったり痙攣したり靭帯を損傷することもありますので気をつけて下さい。

運動習慣がない人が、急に運動すると痛みが生じます。

これは筋肉疲労によるものです。

まず冷やすことが大事です。

腫れや痛みがひどい場合は、専門医の診察をうけましょう。

4.加齢による筋力低下

年齢を重ねるにつれて、筋肉量は減り、筋力も弱くなってきます。

体を動かすことが少ない生活をしていると、筋力の低下を加速させます。

筋肉は血液が運ぶ酸素によってエネルギーを得ており、それを利用することで柔軟性を保っています。

体の冷えなどで血管が収縮して血液凝固が悪くなると、酸素の供給が不十分となり、筋肉が硬くなります。

寒い時期の薄着、夏の冷房による冷え、冷たい飲み物の取りすぎによる冷えなどのほか、運動不足も血行不良を招きます。

ストレッチと筋トレで筋肉をゆっくり引き伸ばす軽い運動で血行をよくして、筋肉の緊張をときほぐしましょう。

太ももの後ろの筋肉であるハムストリングは、股関節や、膝の曲げ伸ばしに関わっています。

膝から太ももの後ろ側、とくに膝裏のあたりをゆっくり伸ばすストレッチをしましょう。

5.腰をそらすと痛みが出る

腰から膝の裏側にかけて、痛みやしびれを感じます。

通常、腰を後ろにそらすと脊柱管がより狭くなるため痛みが増します。

反対に腰を丸めると、脊柱管が広くなり、痛みが軽くなります。

進行すると休みながらでないと長い距離を歩けない「間欠性跛行」が起こりやすくなります。

間欠性跛行は、脊柱管の神経が圧迫されているところに歩行による腰の動きが加わり、神経がいっそう圧迫されて起こります。

一定の距離を歩くと、腰と足に痛みやしびれが起こり、少し休むと症状が治まるのが特徴です。

馬尾神経への圧迫が強い場合は、足の脱力感、排尿障害、肛門周囲のしびれなどが起こってきます。

6.痛みがひいたら腰まわりの筋肉を鍛える

痛みの軽減回復後のリハビリには、腰まわりの筋肉を強化する運動が効果的です。

間欠性跛行がある場合はウォーキングではなく、サイクリングにすると、脊柱管円の負担が少なくなり、特に有酸素運動行います。

立っていて痛む時は背中を丸めると、痛みが軽くなります。

体が冷える、血行不良から痛みが増すので、入浴などで体を温めましょう。

また喫煙習慣は血行不良を招きやすく、治療の成果を妨げるので、禁煙が必要です

7.椎間板ヘルニアによる膝の裏の痛み

椎間板がはみ出して、神経を圧迫することで起こります。

腰よりも足に痛みやしびれが出やすいです。

はみ出した椎間板は、脊柱管を通っている神経根を圧迫します。

それによって、炎症や血流障害が起こり、痛みが出ます。

第4・第5腰椎の間は椎間板ヘルニアが最も起こりやすい部位です。

坐骨神経の神経根に障害が生じ、太ももやふくらはぎ、膝の後ろ側、足裏や足の指などに痛みやしびれを感じます。

痛むときは安静第一です。

海老のように背中を丸めて横向きに寝ると痛みが和らぎます。

膝裏の痛みを解消しよう

私たちは、日々の生活の中で膝でバランスをとるくせがついています。

首のつけ根、背部、太もも、膝の裏、ふくらはぎの筋肉を使わないで長時間過ごしていると、筋肉が硬くなり、血行が悪くなります。

普段から、改善、予防のために運動をする、姿勢を正す、規則正しく生活することを心がけましょう。