頻尿を改善していく方法3つ。頻尿を改善しよう

頻尿を改善していく方法3つ。頻尿を改善しよう

一般的に年齢と共に、腎臓や膀胱の機能が衰える為、一回の尿量は少なく、その代わり排尿回数が増えていく傾向にあります。

ですが、お昼間起きている間に8回以上、そして就寝中にも3回以上排尿がある場合は頻尿と考えられています。

この頻尿を改善していく方法はあるのでしょうか?

1.女性の場合、骨盤底筋を鍛える

骨盤底筋とは膣や子宮や直腸などを支えている筋肉で、この骨盤底筋が衰えてくると、尿道が緩み、尿失禁や過活動膀胱による頻尿を引き起こしてしまいます。

過活動膀胱とは、膀胱に充分な尿を溜めきれない内に尿意をもよおしてしまい、その結果頻尿になったり、その尿意があまりにも急で、切迫感のある尿意である為、尿失禁を起こしてしまったりするのです。

骨盤底筋を鍛えるための運動は、まず仰向けになり、両足を軽く曲げます。

そして肛門や膣をギュッと引き締めるようにするのです。

その引き締めを3秒間したら、次は身体全体の力を抜いて緩めます。

そして、また3秒引き締め緩めるという動作を繰り返すだけです。

この動作に慣れてきたら、3秒から5秒、5秒から10秒とどんどん引き締める時間を長くしていきましょう。

この骨盤底筋を鍛える運動は、やったらかといって直ぐに効果が感じられるものではありません。

少なくとも3ヶ月ぐらいは続けないと効果は見られませんが、女性の頻尿対策で取り上げられる中で最も手軽にできる方法です。

この動作が板に着いてきたら、わざわざ「骨盤底筋を鍛える運動をするぞ」と構えなくても、電車に乗っている時、スーパーのレジで並んでいる時など、様々な隙間時間でも取り組む事が出来るようになります。

この運動は続けてこそ意味があるので、気長に取り組む事が大切です。

2.心因性の人の場合、膀胱訓練

これは骨盤底筋運動と同じぐらいメジャーな頻尿改善策で、膀胱にたくさんの量の尿を溜めていく訓練をしていきましょう。

頻尿の原因として、精神的に排尿の事ばかり気にしてしまう事で、ちょっとした尿意でも直ぐにトイレに行き、その結果徐々にたくさんの尿を膀胱に溜めておけなくなっている、という場合があります。

そうなると頻繁にトイレに行くようになり、頻繁にトイレに行くから、かえって尿の事が気になるといった悪循環にハマっていってしまいます。

ですから、少し尿意を感じてもある程度我慢する訓練をします。

尿意を感じた時に尿道や膀胱をキュッと引き締める感覚で、5分トイレに行くのを我慢します。

その5分を8分、10分と徐々に延ばしていく事で、次第にたくさんの尿を膀胱に溜められるようになっていきます。

ただ、男性の場合、前立腺肥大症による頻尿が頻尿の原因になっている場合もあります。

前立腺肥大症とは膀胱の下にある前立腺が肥大する事で、その結果尿道や膀胱が圧迫され頻尿が起こる場合があります。

この前立腺肥大症が原因で頻尿が起こっている場合や、他には前立腺炎や膀胱炎になっていて頻尿が起こっている場合は薬物治療が必要になるので、そのような場合はこの膀胱訓練には適しません。

3.適切な食生活と運動

頻尿に悩んだ時、膀胱や尿の事だけを考えていても解決しない場合も多いでしょう。

食べた物、飲んだ物が時間の経過と共に尿となり排泄されるのですから、膀胱や尿の事だけを切り離して考える事は出来ません。

例えば高血圧症や糖尿病の方は、血圧が上がる事を気にして水分を多く取りがちであったり、糖尿病の方は喉が渇きやすい傾向にあるので、ついつい多めに水分を取りがちです。

そうなると、必然的に1日に取る水分量が同年代の一般的な水分量より過剰に取っている場合があります。

たくさん水分が取れば、それだけ尿量が増えるのは当たり前の事です。

そして当たり前に尿量が多くなり、頻尿になった結果、尿の事が凄く気になり始めて、精神的に更に頻尿になってしまうという事もあり得ます。

他にも、うつ病や高血圧や心臓病のお薬の副作用によっても頻尿が起こる事があるのです。

ですから、膀胱や尿の事だけを切り離して考えるのではなく、身体全体を健康にしておく事がそもそも大切になってきます。

運動も身体を健康に保つという意味でとても重要です。

運動をする事で筋肉が鍛えられ、同時に骨盤底筋も鍛えられる事になるでしょう。

運動をすると汗をかきます。

汗をかく事で、余分な水分を尿としてだけ排出するのではなく、汗としても体外に排出させる事が出来ます。

それと、太陽を浴びながら身体を動かす事でほど良い疲労感を感じる事ができ、夜に質の良い睡眠を取る事が出来るようになります。

夜、人は寝ている間、お昼間のように頻繁にトイレに行きません。

それは睡眠中は尿を溜めておけるような仕組みになっているからです。

それが質の良い睡眠を取れず浅い睡眠状態だと、その仕組みが上手く働かずに少ない量で尿意をもよおし、夜も頻繁にトイレに行くという結果になってしまうのです。

そうなると膀胱の機能は衰えていくばかりです。

このような理由から、適切な食生活と運動を日常生活に取り入れる事で、健康な身体を維持し、その結果頻尿を改善する事が出来るでしょう。

日頃の生活から頻尿を改善する方法を実行しよう

頻尿が軽度な場合は、日常生活の中で工夫して改善していけます。

しかし、もし重度な頻尿を感じていたり、頻尿が精神的にかなりストレスになっている場合は、躊躇せずに早めに医療機関を受診する事をオススメします。