頻尿の原因3つ。頻尿の原因を知って予防や対処をしていこう

頻尿の原因3つ。頻尿の原因を知って予防や対処をしていこう

年齢と共に尿に関するトラブルが起こる場合もあります。

頻尿、残尿、多尿、尿失禁など様々なトラブルがありますよね。

今回はその中でも頻尿はどういう原因で起こるのかご紹介します。

1.過活動膀胱

過活動膀胱とは頻繁に尿意をもよおし、その尿意の切迫感があまりにも強く、時として尿失禁になる場合もあるような症状が起きる病気です。

この原因としては、大きく神経系の原因と非神経系の原因の2つ分けられます。

人間の身体は全て脳によってコントロールされていて、それは膀胱に関しても同じです。

膀胱に一定以上の尿が溜まると、脳が尿意を感じるように作動する仕組みになっているのです。

ですが、脳梗塞、パーキンソン病、脊髄損傷、脊柱管狭窄症などの病気から脳が犯されてしまうと、この尿意を起こす作用が適切に作動しなくなる場合があります

これが神経系の原因です。

その一方で非神経系の原因としては、加齢、出産、骨盤底筋の弱まり、心因性などが考えられていますが、はっきりした原因が分からない面も多いと言われています。

過活動膀胱になると、就寝中も尿意で目が覚めやすくなったり、出先で尿失禁を経験してしまったりして、更に排尿に関して意識が集中してしまい、そのストレスが余計に頻尿を引き起こすとも言われています。

この過活動膀胱の疑いを感じたら、直ぐに泌尿器科を受診し、適切な処置を受ける事をオススメします。

薬の処方から水分の摂取方法、そして骨盤底筋を鍛える運動などを教えて貰えるはずです。

2.膀胱容量の低下

人間は年齢と共に内臓機能など全ての機能が衰えていきます。

膀胱も例外ではなく、年齢と共に溜めておける尿量が少なくなっていってしまうのです。

若い頃ならたくさんの尿が溜まらないと尿意をもよおさなかったのに、少ない尿で直ぐに膀胱タンクが満杯になってしまい、頻繁に尿意をもよおすという事です。

年齢による膀胱機能の低下ならどうしようもないようにも思えますが、それ以外にも高血圧や睡眠物質であるメラトニンの低下によっても、膀胱容量が低下すると考えられています。

人間は年齢と共に血圧が上がっていく傾向にあります。

これも自然な流れなのですが、頻尿だけに限らず、高血圧は様々なトラブルを引き起こしかねないので、日頃から減塩食、定期的な運動など、血圧を上げない工夫が必要です。

そして睡眠物質であるメラトニンの低下ですが、これも年齢と共に低下していくのが自然な事です。

年齢と共に眠りにくくなったり、眠れてもぐっすり眠った気がしないなど、睡眠の質が下がっていきます。

これはメラトニンの低下がある程度影響しているのです。

年齢と共にメラトニンが低下し、睡眠の質が下がってくるのが自然な流れなら、それによって膀胱容量が低下しても致し方無いと考える人もいるかもしれませんが、睡眠は人間が生きていく限り無くてはならないものです。

ですから、若い頃とは違って、眠れる為に工夫していく必要があるのです。

毎朝一定の時間に起きる、毎日軽い運動を取り入れる、カフェインを取り過ぎないなど、色々あるでしょう。

メラトニンが充分に出れば、尿意を抑える効果があり、ある程度尿が溜まっても目が覚めないのです。

その為、日中は数回尿をするのに、就寝中は全くトイレに行かない、行っても1回といったように多くの尿を溜めて置けるのです。

3.尿量の増加

年齢と共に一日の総尿量は減少すると言われていますが、尿量が増える場合もあり、この事で頻尿になる人もいるのです。

年齢と共に衰えるのは膀胱だけでなく、腎臓機能も衰えていきます。

この腎臓機能が低下してくると、尿をきちんと濃縮する事が出来なくなり、その結果尿量が増える場合があるのです。

他にも、高血圧や糖尿病などの病気により尿量が増えると言われています。

また、高齢者は比較的水分摂取量が減っていく傾向にあるので、これは少ないかもしれませんが、摂取する水分量そのものが多くて尿量が増加する場合もあります。

ついつい水分を多く取ってしまうというよりは、病気になり点滴を継続的に受ける、高血圧が進み意識的に水分を取るようにしている、糖尿病が原因で異常に喉の渇きを感じてしまう、といった理由から水分量が普通より増え、その結果尿量が増加しているといった場合が多いでしょう。

そう考えると、健康な身体を保つ事で、必要以上の水分を取る事にはならないし、その結果尿量が増加し、頻尿になるといった事態を避ける事が出来るのです。

ここで注意なのですが、頻尿で困るからと逆に極端に水分量を抑えてしまうと、これも返って膀胱を刺激し、頻尿を起こすと言われています。

ですから、ある程度の規定量を取るべきということになります。

多すぎても少なすぎてもトラブルを起こしかねません。

成人は一日に2.5Lの水分が必要とされており、その内食事などから自然と1Lの水分を取っているので、残り1.5Lを意識して水分として取る必要があります。

頻尿の原因を対処しよう

尿トラブルに悩まされ始めると、夜もぐっすり眠れない、そうなると翌朝は身体が何だかだるい。

外出してもトイレの事ばかり気になる、という大変な生活になってしまいます。

こんな生活になると、生活そのものを楽しむ事が出来なくなっていってしまいます。

ですから、日頃から自分で気を付けられる所は気を付けていくようにし、何かトラブルを感じたらすぐに泌尿器科などの医療機関を受診して、生活の質を確保する事をオススメします。