グルコサミンとコンドロイチンの違い

グルコサミンとコンドロイチンの違い

グルコサミンとコンドロイチンは50歳を過ぎてからの人間にとっては、特に必要な成分です。

一番よく知られているのは関節痛への効果ですが、それ以外にも美肌、血行促進など多数の効果があると言われています。

今回はそんなグルコサミンとコンドロイチンの違いをご紹介します。

1.グルコサミンとコンドロイチンって何?

グルコサミンは軟骨の主成分の一つで、糖とアミノ酸が結合してできたアミノ糖の一種です。

グルコサミンは人間の軟骨や腱、皮膚や目や爪などに多く含まれていて、細胞や組織を結合する役割をしています。

特に軟骨細胞を刺激して活性化させ、再生・修復する作用があり、関節軟骨の損傷や老化防止に有効だと言われています。

人は食べ物から体内でグルコサミンを生成していますが、加齢により分解力・生成力が低下し、変形関節症などのリスクが増加してきます。

コンドロイチンは主に関節の軟骨や、体内の粘液に含まれるアミノ酸の一種です。

コンドロイチンは人間の軟骨や骨、各臓器や皮膚や目の角膜などに含まれていて、保水性や弾力性を与え、栄養の消化・吸収・代謝を促進する役割があります。

人は加齢とともにコンドロイチンの生産量が減少し、様々な老化現象が起こってきます。

最近では人間の身体全体の健康に影響を及ぼす成分として注目されていますが、特に関節軟骨の弾力性や肌の保湿性の維持に効果があると言われています。

2.関節への役割が違う

簡単に解りやすくするために、関節の軟骨細胞でのグルコサミンとコンドロイチンの役割で説明します。

グルコサミンは軟骨細胞を活性化させ再生・修復させる役割があり、コンドロイチンはその軟骨細胞に栄養を与え弾力性を保ち摩耗を防ぐ役割があります。

またコンドロイチンの生成原料はグルコサミンですので、同時に摂取することによりさらに高い相乗効果が得られます。

3.不足すると、どんな症状がでるの?

グルコサミンは体内でも生成されますが、加齢とともにその生成力が低下し、50歳以降ではピーク時の20%程度になると言われています。

グルコサミンが不足すると軟骨が摩耗減少し、関節の動きがスムーズに行えなくなり、関節痛の症状が現れます。

特に体重を支えている両ひざに変形関節症という形で多く発症し、重症になると歩行困難や自力で立つことができなくなります。

コンドロイチンは不足すると、自覚できるものとしては関節痛、乾燥肌、ドライアイなどの症状がでてきます。

また検査して解るものとして、動脈硬化・高血圧、骨粗しょう症などの症状もあります。

コンドロイチンンも加齢とともに生成力が低下しますが、日常的に継続して激しい運動をする人は若いうちから不足気味になります。

4.グルコサミンやコンドロイチンを摂取すると、どんな効果があるの?

グルコサミンやコンドロイチンはもちろん食べ物からでも摂取できます。

しかし、50歳を過ぎると食べ物からだけでは必要な量が摂取できなくなってきますので、サプリメントとの併用が必要になってきます。

グルコサミンを摂取すると、一般的には関節痛、美肌、血行促進、抗がん作用、育毛などに効果があると言われています。

その中でも、代表的な変形性膝関節痛や抗がん作用に効果がある、という記事が学術的雑誌などに掲載されています。

その内容は、関節痛においては「軟骨を再生させ、関節の炎症を抑えると言える」となっています。

また抗がん作用においても「がん細胞の増殖を抑制させる」などの記述となっています。

実際の効果が出るまでの期間としては、短い人で2~3ヶ月、長い人で6ヶ月から1年程度の期間を要します。

摂取量ですが、体重が~55kg未満は1000mg、55kg以上~90kg未満は1、500mg、90kg以上は2000mgが1日あたりの適性量です。

コンドロイチンを摂取すると、一般的には関節痛、美肌、目、耳、骨粗しょう症、血行促進、免疫力強化などに効果があると言われています。

関節痛には摩耗した軟骨に保水性と弾力を与え、肌には張り・艶・弾力を取り戻し、血液中のコレステロールや過酸化脂質を除去する働きをします。

また骨粗しょう症の予防・改善にも効果があり、ドライアイ対策の目薬成分や白内障手術後の眼圧抑制の効果も報告されています。

5.グルコサミンやコンドロイチンが多く含まれる食べ物は?

グルコサミンを多く含む食べ物としては、動物類としては蟹や海老などの甲殻類、イカの軟骨、うなぎに多く含まれます。

また植物類としては山芋やおくら、きのこなどにも含まれます。

コンドロイチンは動物類の食べ物の方が吸収率が良いとされています。

動物類としてはすっぽんやうなぎ、フカヒレやなまこに多く、植物類としては山芋やおくら、納豆などのねばねばした食べ物に多く含まれています。

グルコサミンとコンドロイチン両方を摂取していこう

グルコサミンとコンドロイチンは50歳を過ぎた頃から、加齢とともに急激に生成能力が衰退してきます。

どちらも健康な生活を続けるには重要な成分ですが、通常の食べ物だけでは補えなくなってきます。

したがって、グルコサミンとコンドロイチンを同時に摂取できるサプリメントとの併用で、健全な生活を過ごしていきましょう。