断酒することの効果やメリットまとめ。禁酒して健康になろう
お酒は確かになかなか辞められません。
美味しいし、楽しいし、一日の疲れを癒す効果もあります。
しかし、断酒することによってもメリットも、もちろんあるのです。
そこで今回は、断酒する事によって得られるメリットをご紹介します。
1.体の調子が良くなる
アルコールに弱い人には実感できる人が多いのですが、「アルコールを飲むと体が疲れる」と、感じるのです。
アルコールに強い人はちょっと気がつきにくいかも知れません。
しかし、アルコールを飲むと、人間はそのアルコールを分解しようと体が働くので、飲んでいない時よりも体力を使っています。
そのために、お酒を飲むと疲れてしまうのです。
アルコールを飲むと、一見ストレスがなくなるように感じられますが、実は体には疲れが溜まっていっています。
しかし、断酒をすることで、その疲れから体を開放することができるのです。
また、お酒を飲み過ぎた時に起きる「二日酔い」のリスクもなくなります。
2.時間を有効に使える
お酒を飲んでいる時間というと、長い場合が多いですよね。
例えば、上司に誘われて、仕事帰りに一杯という風になれば、夜遅くまで飲む事も多いかと思います。
場合によっては、深夜から朝に掛けて飲み明かすという事もあるでしょう。
もちろん、夜の9時くらいに早めに切り上げて帰るという事もあるかもしれませんが、さて、家に帰ったらどうでしょうか?
「今日は飲んで疲れたし、明日は仕事だし、寝るとするか」と、何もしないパターンが結構あると思います。
また、これは家でお酒を飲む時もそうです。
テレビを見ながら、あるいはボーッとしながらただお酒を飲む。
それも何時間も…そして知らない間に寝てしまって朝になっていたというパターンもあります。
これは一日だけならまだ良いのですが、ずっと続くとどうでしょうか?
一年だけで見ても、かなりの時間をお酒のに費やしてしまった事になります。
お酒ではなく、例えば、自分の勉強の時間に使ったり、趣味の時間に使ったり、家族との時間に使ったりと、お酒を辞めることで他のことに時間を使うことができます。
3.お金の節約になる
例えば缶ビール一本150円だとします。
これでもかなり安く見積もっていますが、これを毎日一本の飲むとしますと、一日で150円です。
一週間で1,050円一ヶ月で4,500円一年で54,000円にもなります。
これは、お酒だけを計算した代金になります。
これだけで済むわけはありません。
実際は、これにつまみの代金もかかってくるので、軽く2倍はいくと考えて良いでしょう。
もちろん、お酒を大量に飲む人は、居酒屋に行った時にはさらにお金がかかってきます。
低く見積もっても1年で10万円程は節約できるはずです。
4.メンタル面の変化
断酒のメリットは、肉体面だけでなく、精神面にもあります。
お酒は飲むと、確かにストレスはとれるかもしれません。
しかし、実際には体に負担がかかっているのです。
要するに、体を疲れさせているのです。
考えてみてください、朝起きて、体が石のように重く、疲れてしまっている。
疲れが溜まると、その後の行動に悪い影響が出てしまいます。
反対に、朝起きて、体の調子がものすごく良かったらどうでしょうか?
今日も一日頑張るぞ、という気分になれると思います。
人間の心と体は一心同体です。
やる気を出すにはまずは体からです。
それから、お酒が目標でなくなるというのも一つの要因です。
例えば、今日の仕事は、この後のお酒を楽しむ為に頑張るぞという目標から、家に帰って、今取りたい資格の為に勉強をするぞといった具合に、自分にとって、プラスになる目標に変える事ができます。
お酒を飲む事だって、ストレス解消になるし、自分にとってプラスの事だ、と考える人もいるかもしれません。
しかしどうでしょう?それは一時的なもので、明日になればまたその繰り返しです。
お酒が目標でなくなれば、更にその次へ続く目標が立てられるかもしれないのです。
5.中性脂肪が下がる
中性脂肪を上げる大きな原因として、お酒があります。
特に、ワインやビールに多いです。
中性脂肪が下がると、もちろん健康に良いし、今後の医療費の面で経済的に良い、というのもありますが、中性脂肪が多いと、いわゆるメタボ体型になりやすいのです。
メタボ体系は特に中高年の男性に多いですが、こうなってしまうと、「もう外見なんてどうでもいいや…」と、なってしまいがちです。
ご結婚されている方は、奥さんや旦那さんにはいつまでも美しく、カッコ良くいてほしいと願っているものです。
夫婦円満の為にも、断酒をして理想のスタイルを手に入れましょう。
メリットを踏まえて断酒をしよう
断酒をすると、肉体面、経済面、精神面と、様々なメリットがあります。
もちろん、お酒が大好きな人にとってはとてもハードルが高い事かもしれませんが、何か一つでも自分にとって大きなメリットになるものを意識、実感できれば、そこからはそう難しくはないと思います。
まずは一歩を踏み出してみましょう。