痴呆症を予防する方法6つ。痴呆症にならないように気をつけよう

痴呆症を予防する方法6つ。痴呆症にならないように気をつけよう

厚生労働省の発表によると、認知症患者は65歳以上の人口の約10%に達しており、その患者数はこれからますます増加していくと予想されています。

とても身近になってきた認知症ですが、できればなりたくないものですね。

そこで、痴呆症を予防する方法をご紹介します。

1.レシートを見ないで家計簿をつける

これは、体験した事を記憶として思い出すトレーニングになります。

日記をつける習慣のある人は、2日遅れ、3日遅れの日記をつけてみてください。

その日あった事を思い出すよりも、昨日、一昨日にあった出来事を思い出すのは、少し難しいですよね?

このような記憶を「エピソード記憶」と言います。

例えば、「レシート」と聞いて思い出される「レジでレシートを受け取るまでに、アイスが溶けてしまった」という思い出や、そこから連想される時系列をもった記憶「アイスが溶けて、子供が泣いてしまった」というストーリーや、感情を思い起こす作業が脳の訓練になります。

2.料理をする時に、一度に何品も同時進行で作る

主婦歴の長い方には簡単な作業に思えるかも知れませんが、複数の事を同時に行う時に、適切に注意を払う機能の強化につながります。

普段の仕事や、計算などをテキパキ行う、人と会話をする時に、相手の表情や気持ちに注意を払い話をする事で、「前頭葉」という脳に記憶された情報を処理して、考え、実行するというまさに知的作業をする機能を鍛えることができます。

3.脳を若返らせる食習慣を身につける

魚をよく食べるようにしましょう。

青魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の働きに大きな影響を与え、EPA(エイコサペンタエン酸)は血栓を防ぐ効果があり、脳血栓、脳卒中のリスクを低くします。

また、抗酸化物質であるビタミンE、ビタミンC、ポリフェノールを多く含む食品は、老化防止になるので、積極的に取り入れるようにしましょう。

ビタミンEを多く含む食材は、アーモンドや落花生、ヘーゼルナッツなどの豆類です。

ビタミンCを多く含む食材は、ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、カボチャなどがあります。

ポリフェノールを多く含む食品は、赤ワインやココア、コーヒーなどが有名です。

ですが、飲み過ぎには注意しましょう。

4.週3日以上の有酸素運動

有酸素運動の代表的なものは、ウォーキングや、エアロビ、エアロバイク、ゆっくり泳ぐ水泳などがあります。

さらに脳に負荷を与える、計算やしりとりなどを同時に行うと、記憶力が向上し、認知症の予防が期待できます。

時間の目安は、1日30分を週に3日以上頑張りましょう。

また、有酸素運動と一緒にオススメなのが、「拮抗(きっこう)体操」です。

2つの対称的な事柄を、同時に別々な動きをするというものです。

例えば、左手は挙げて下げての2拍子で、右手は、手を挙げて→横にする→下ろすの3拍子を同時に行います。

5.人とのコミュニケーションをとる

家族以外の人と会話をすると、言語認識が高まり、脳が活性化します。

定期的にサークルや、グループでの集まりに参加したり、自宅にお客様を招待すると良いでしょう。

来客があると部屋の掃除や、食事の準備、自分自身の身だしなみを整えるなど、様々な緊張感と刺激が脳に与えられます。

年齢を重ねると、人と会ったり、外出が億劫になってしまったりしますが、積極的に外へ出て、コミュニケーションをとるようにしましょう。

6.利き腕と違う腕を使ってみる

普段無意識に使っている利き腕ですが、これをいつもと違う腕で受話器を取ったり、身体を洗ってみたり、箸を使ってみたりして、脳に刺激を与えましょう。

そうする事により、身体のバランスが良くなり、脳の活性化につながります。

痴呆症を予防しよう

痴呆症の予防は、意外に身近な事から始められます。

一番重要なのは、認知症になる前に、早期から根気強く続ける事です。

もし気になる事があったら、早めに病院の専門科を受診するようにしましょう。