中高年の再就職に有利な資格

中高年の再就職に有利な資格

中高年世代の人が再就職する場合は基本的に、資格よりも実務経験が重視される傾向がありますが、それでも専門資格を持っているというだけで非常に有利になります。

特に、取得の難易度が高かったり、より専門性が高い資格を持っていると、貴重な人材として見なされ、やり甲斐のある仕事を任されることもあります。

では、中高年の人が再就職を目指す場合、どんな資格を持っていると有利なのでしょうか。

1.ファイナンシャルプランナー

今の時代は、自分の貯蓄や金融資産面をきちんと把握・運用しながら、これからのライフプランを立てるという能力が皆に求められている時代です。

そのため、それをサポートするプロの存在が必要不可欠です。

そのプロの仕事に従事するために、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、再就職にとても有利です。

特に今の金融業界や保険業界の営業の現場では、豊かな人生経験を元に、お客様により良いライフプランを提案できる人材が求められており、人生経験豊かな中高年世代の人がファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、金融業界・保険業界で優遇されるようになります。

営業の現場に出た際も、お客様から信頼されるようになります。

更に、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、いずれその仕事で独立を目指すことも可能になります。

2.ホームヘルパー2級

今、介護現場は人手不足であるため、中高年の再就職希望者は歓迎されます。

そのために必要な資格が、ホームヘルパー2級です。

この資格を持っていれば、介護現場への就職が可能です。

ホームヘルパー2級は比較的習得しやすい資格です。

民間の介護専門団体や自治体が開催する所定の講座を一定期間受講するだけで、誰でも短期間で取得することが可能です。

試験もないため、プレッシャーを感じずに勉強することができます。

資格取得後は、介護の派遣業務や、介護施設での現場勤務への就職が可能になります。

特に介護施設の現場は、中高年でも、パートではなく正社員としての就職できるチャンスにもめぐまれています。

そのため、ホームヘルパー2級は人気の高い資格の1つです。

3.パソコン検定3級以上

今はどこの職場へ行っても、パソコンなしでは仕事にならないという時代です。

そのため、パソコンに詳しい人材は常に求められていると思って良いでしょう。

このことから考えて、中高年で事務系の再就職を目指す際は、パソコン検定を受験して合格しておくと有利になります。

但しパソコン検定には5級から1級までのランクがあり、履歴書に書けるのは4級からです。

しかし4級では最低ラインであるため、確実に再就職したいのであれば、3級以上の所得は必須であると考えてください。

パソコン検定3級に合格すると、試験監督業務ができるという資格もついて来るため、結果的に「2つの資格を取得した」ということになります。

そのため面接の際も、「パソコンに詳しい人」という印象を持ってもらえて、非常に有利です。

4.危険物取扱者・乙種以上

事務系や営業系ではなく、現場勤務を希望する場合、危険物取扱者の資格を持っておくと、中高年でも再就職がとてもスムーズです。

ガスや火・石油などを扱う現場においては、危険物取扱者の資格を持っている人を常に置いておく義務があるため、このような現場に再就職を希望する場合、この資格を持っているととても歓迎されます。

危険物取扱者の資格は甲と乙と丙の3種類があり、就職の場合は乙種を持っていることが望ましいとされています。

この資格の乙種は独学で勉強しても、短期間で十分に取得可能であり、合格率も比較的高いのが魅力です。

現場系への再就職を希望する人はぜひ持っておきたい資格です。

5.宅地建物取引主任者

不動産業界への再就職を希望する場合、宅地建物取引主任、通称・宅建と呼ばれる資格を持っていると有利です。

不動産業界では、「社員の5人のうち1人は宅建を持っていなければいけない」という決まりがあるため、宅建を持っていると歓迎されます。

宅建の試験はマークシート形式で、独学でも十分に合格可能です。

年齢・性別も一切関係なく受験できるので、誰でも気軽にチャレンジできるのも魅力です。

「いずれ独立したい」というのであれば宅建の取得だけでは不十分ですが、再就職であれば、1度宅建を取得してしまえば十分です。

資格取得後は、5年ごとに更新が必要になるため、注意しておく必要があります。

中高年の資格は再就職の武器になる

中高年になって再就職を目指す際、「ただのパートではなく、ある程度専門性のある仕事をしたい」と希望するのであれば、その分野の資格を取得しておくことは必須事項であると心得ておいた方が良いでしょう。

資格を持っているというだけで、今後の給与形態にも影響してくることがあるので、再就職活動を始める前に、「資格取得のための準備期間」も計算に入れておくことが大切です。

資格を取得し、中高年以降、やり甲斐を持って仕事に励んでいる人はたくさんいます。

ぜひ前向きにチャレンジしてみてください。