部分入れ歯の種類ごとの価格まとめ

部分入れ歯の種類ごとの価格まとめ

ある程度の年齢になると、部分入れ歯を検討している人もいるのではないでしょうか?

部分入れ歯には、保険適用と保険適用外で自費になるタイプがあり、種類によって値段が変わります。

それぞれの種類にはメリットもデメリットもありますので、どの種類がいいのかを知っておくと選びやすくなるでしょう。

そこで、部分入れ歯の種類ごとの価格と特徴をご紹介します。

1.保険適用なら部分入れ歯は1万円

保険適用で安価に作れる部分入れ歯は、人から見ても部分入れ歯だとわかる構造になっています。

人工の歯を支えるために、クラスプという金具で土台となる歯に固定します。

クラスプはU字のような形になっていて、土台にする歯にはめるため金属部分が目立ちます。

このため、部分入れ歯の中でも、見た目が悪いといわれることが多いのです。

また、噛む力があまり高くないのも有名です。

元々生えている歯と比べて、20~30%くらいの噛む力しかありません。

クラスプをはめる土台の歯は虫歯になる傾向がありますので、デメリットが目立ってしまう部分入れ歯かもしれません。

保険適用で作れる部分入れ歯は、このタイプだけですが、5、000~1万円くらいの安価な費用に抑えられるのがメリットだと考えられています。

金属アレルギーのある人は、低価格で部分入れ歯を作りたくても、このタイプでは難しいでしょう。

2.ホワイトクラスプなら3万円

保険適用の範囲では金属だったクラスプを白いプラスチックで作っているのが、このホワイトクラスプです。

見た目に目立たないことから、ホワイトクラスプを選ぶ人が多いです。

また、金属のクラスプになっている部分入れ歯も、ホワイトクラスプに作り替えることができるのも便利なところです。

値段は1つに対して2~3万円くらいです。

プラスチックなので金属クラスプより強度は低めです。

そのためクラスプは太くなると思ってください。

かなり目立たなくなりますが、誰も気がつかないという精巧さではないので、歯科クリニックでサンプルになる写真や画像を見せてもらって検討しましょう。

3.スマイルデンチャーなら20万円

スマイルデンチャーは、柔らかい樹脂を人工歯茎のようにして固定する部分入れ歯なので、目立たなくて使い心地が良いと言われます。

スーパーポリアミドナイロン樹脂を使っていて、本物の歯茎と比べてもほとんどわかりません。

部分入れ歯を気にせず笑顔になれることが名前の由来になっています。

樹脂部分はとても薄くてフィット感が高いのですが、場合によっては噛む力が弱くなることもあります。

他には、定期的に作り直すタイプなのでコストがかかるデメリットもあります。

値段は10~20万円くらいですが、これを何回か作り直すと考え、他の部分入れ歯と比較しましょう。

元々生えていて残った歯の状態が悪い時は、このスマイルデンチャーでは対応できないケースもあります。

4.金属床スマイルデンチャーなら26万円

部分入れ歯でも本数が多くなると、総入れ歯のように金属床を使うこともあります。

金属床スマイルデンチャーは、見た目には気づきにくいスマイルデンチャーの特徴を生かし、温度が伝わるとか薄くて丈夫といった金属床の特徴を兼ね備えているところがメリットです。

使用するする金属の種類や量によって、値段は17~26万円と幅があります。

コバルトクロムやチタン、白金加金などで、値段が大きく変わると考えてください。

歯科クリニックの全てが金属床スマイルデンチャーに対応している訳ではないので、対応可能な病院を探すケースもあります。

まずは、かかりつけの歯科医師と相談しましょう。

ただし、金属床スマイルデンチャーは、金属アレルギーが原因でスマイルデンチャーを選んだ人にはオススメできません。

使用する金属でアレルギー反応が変わるかもしれませんが、100%安全とは言い切れません。

5.コーヌス・テレコープなら50万円

コーヌス・テレコープは値段も高く難しい技術が必要なので、あまり使用されない部分入れ歯です。

噛む力が高くて見た目にもキレイなのはメリットですが、使用している人は少ないでしょう。

元々生えている歯を削って、形を整えてから金属冠を被せます。

金属冠の上に人工の歯を被せ、クラスプの代わりに使います。

クラスプではなく人工の歯で部分入れ歯を固定する方法なので、技術的には難しいと言われてしまうのです。

値段は、部分入れ歯が20~30万円くらいですが、クラスプ代わりの人工歯1本で10~15万円くらいが加算されます。

3本の人工歯が必要なら30~45万円を足しますので、合計の値段が50~75万円となり、とても高額な部分入れ歯です。

部分入れ歯の種類と価格を知っておこう

見た目重視、使用感重視、アレルギー対策など、使う人によって部分入れ歯に希望する条件が異なるでしょう。

希望するタイプの部分入れ歯の価格もわかれば、かなり検討しやすくなるので参考にしてください。

長く使えるものなのか耐久性も確認しながら選ぶのがコツです。