60歳以上の方がスマホデビューする時の選び方。ポイントはAndroidかiOSか
猫も杓子もスマホを使う昨今。
二つ折りの携帯、いわゆるフィーチャーフォンの選択肢も少なくなってしまいました。
そこで、60歳以上の方がスマホデビューをするための注意点を考えてみました。

1.スマホはAndroid端末か、Apple製品か
スマホへのチェンジを考える上で、一番最初に考慮すべきはこの点です。
スマホは小さなパソコンのようなもの。
そのパソコンを動かすためのシステム、OSとして、検索エンジンで有名なGoogleの作ったものを使っているのがAndroidです。
自由度が高いのが特徴で、画面を自分の好きなようにカスタマイズできたり、アプリの自作も比較的簡単だったりという特徴があります。
一方で、リンゴのマークのパソコンを作っているAppleから発売されたiOSと呼ばれるOSを使っているのがiPhoneです。
こちらは自由度は少し劣るのですが、直感的操作と通信の安全性に重きを置いています。
いじりがいがあるのがAndroid、簡単なのがiPhoneと考えればいいでしょう。
2.iPhoneを選ぶときの注意点
簡単だと聞いて、iPhoneがいいなと思ったあなた。
iPhoneを買ってきて、箱を開けると驚いてしまうと思います。
中には充電ケーブルとイヤホン、そしてiPhoneの本体しか入っていないのですから。
iPhoneは純正マニュアルをつけないことで有名なのです。
操作は直感的で、下部中央のホームボタンと本体右上の電源ボタン、左に並ぶマナーモード切り替えスイッチと音量上下ボタン以外の操作はすべてタッチパネル上で行うことになります。
しかし、なにか問題が起こったとき、頼るべきものは己だけという状況になってしまうのです。
ユーザーが多いため、インターネットで症状を検索すればたいていの問題は解決するのですが、それができるかどうかは一考しておいた方がいいでしょう。
2.Androidを選ぶときの注意点
ではAndroidはどんなものなのでしょう。
箱を開けると、中にはかつての携帯と同じく、分厚いマニュアルが入っています。
いろんなことが書いてありますが、それはあくまで機械としての説明やトラブルシューティング。
こちらもたいていの問題は、タッチパネル上に表示されるエラーメッセージを読み解くことで解決するしかありません。
なんだかiPhoneの方がよさそうだなあと思いますよね。
しかし、Androidは端末代金が安いのです。
Apple製品は権利の関係から、新機種が登場しても旧機種新品の値下げ率が小さくなってしまうのです。
かたや0円スマホになっているケースもあるAndroid端末。
カスタマイズ性の高さから、根強いファンや専門誌も存在します。
Android端末は、安く買ってじっくりいじり開拓してみたい人にはオススメです。
触って練習してみることが大切
携帯電話黎明期にも、やはりシニア世代の悩みはありました。
しかし、今や80、90歳の方が普通にメールを打つことも珍しくありません。
ツールが変わっても中身は対して変わらないので、お店でいろいろ触って聞いて、練習してみてください。