60歳からランニングを始めるポイントと注意点3つ。健康のために走ろう

60歳からランニングを始めるポイントと注意点3つ。健康のために走ろう

60歳以上で若さと健康のためにランニングを始めるという方は多いのではないでしょうか。

しかし、高齢者にとってはたかがランニング、されどランニングです。
無理なく続けるためのポイントや注意すべきことをご紹介します。

河川敷を走る人

1.脱水症状に気をつける

ランニングなんて準備体操のようなもの、と甘く見てはいませんか?

実は走る速度と距離さえ気をつけていれば大丈夫というほど、簡単なものではありません。
特に高齢の方にとって、一番怖いのは脱水症状。

気温が高くなる夏ばかりではなく、脱水症状は涼しい季節でも十分起こりうるのです。

高齢の方は喉の渇きを感じにくくなっていますし、またトイレが近いからと水分摂取を怠って運動し続けることが多く、若い人より重篤な脱水症状が出やすくなってしまいます。

60歳以上のランニングは、まず十分な水分を用意して、天候やその日の体調とよく相談の上、軽く汗を流す程度にとどめることが大切です。

2.走る場所に注意

「皇居ランナー」と呼ばれる人たちをご存知でしょうか。

皇居の周りは格好のランニングスポットであることから、週末などは多くのランナーでにぎわっているのです。

しかし、皇居周辺などの幹線道路沿いを延々走るということは、多くの排気ガスを吸いこんでしまうということに他なりません。

皇居ランナーたちは健康のために走っているつもりなのでしょうが、場所がよくないために、逆に体にいい習慣とはいえないものになってしまっているのです。

呼吸器系統の弱っている60歳以上の方がランニングを始めるときには、走る場所が車通りの多いところではないかチェックする必要があります。
車が横切るポイントが多いとその分事故にあう確率も高くなってしまうので、商業施設の駐車場の出入り口まわりなども避けましょう。

あまりに人通りが少なくても防犯上よくないので、散歩する人や子供の遊び場に近い公園の一区画などを選ぶのがよいでしょう。

3.膝の故障に要注意

特に体重の重い方や階段の上り下りをよくする方は、普段から膝にかなりの負担をかけています。
そんな膝で走り出すと、いつ故障が起こっても不思議はありません。

そうでなくても高齢になれば、関節の軟骨は減少していて、全身の骨自体の強度も下がっているもの。
ちょっとした転倒で思わぬ大怪我を負ってしまい、そのまま寝込んでしまって…ということも十分考えられるのです。

膝が痛むことがある方はランニングよりウォーキングを、そうでない方も膝や足首といった関節部分はサポーターやテーピングなどで入念に保護することをおすすめします。

また、万が一膝に痛みを感じた時は、無理をせずに歩いて速やかに帰宅し、早めに医師の診断を受けてください。

健康第一のランニングを

「60代の健康は足腰から」とよく言われるように、歩いたり走ったりする習慣は本来とても体にいいものです。
軽く走ってくるだけだからといって簡単に考えすぎずに、あくまで「健康第一」で長く続けたいものですね。