60代になり怒りっぽくイライラする男性の原因と対処法4つ

60代になり怒りっぽくイライラする男性の原因と対処法4つ

60代といえば定年退職を迎える人が多い時期です。
現在では早期退職制度を導入している企業もありますし、また60歳を過ぎても再雇用という形で技術を継承する仕事に就いている人もいます。

その60代で生きがいともいえる仕事から退くことで怒りっぽくなったり、家庭内で管理職のように命令口調になったりすることで問題を抱えるケースが後を絶ちません。自分に対しても嫌悪感を抱いてしまう前に、いくつか心構えをしておきましょう。

怒る男性

1.定年後の時間の使い方がわからない

実際に定年を迎える少し前には、温泉旅行や海外旅行などを考えることが多く、少しゆっくりしようと思います。しかし、いざその時が来ると思っていたほど自由な時間を満喫することができずに、ついイライラして八つ当たりをするケースが増えてきます。

多少ゆっくり起床しても朝から何もすることがなく、新聞やテレビを観てもコメンテーターの言葉一つに腹が立ってきます。時間があるだけに、これまでスルーしてきたことをじっくり見てしまうことで、見なくてもよいものまで目に入ってくるのです。

仕事以外で消費しなければならない時間の使い方がわからないことが原因です。定年後に無計画でいるよりも、定年前から時間の使い方について勉強をしておく必要があります。

2.やるべき仕事がない

1日の大部分を占めていた仕事を“取り上げられた”という感覚を持つようになるのも原因の一つです。

定年を迎えると、途端に社会から隔絶される気分を味わい、犬の散歩の時に見かけるスーツ姿のサラリーマンに腹立たしい思いをし、何か勉強しようと思いついても頭や体、気力がついていけないことを思い知らされます。

やるべき仕事がないのです。急に図書館に行く、資格を取ろうと勉強を始めても長続きしないことで何もせず、ひらすらテレビばかり観る生活になってしまいます。

再就職の予定がないのであれば、いっそのこと仕事以外の“やるべきこと”を探すことをおすすめします。仕事を断ち切るチャンスととらえる方が受け入れやすいはずです。

3.60代男性にもある更年期障害

虚脱感や疎外感には理由がありますが、男性にもその症状があらわれる更年期障害による気分の落ち込みや、うつの初期症状ということも考えられます。今でも、更年期障害は女性のものであり男性は関係ないという人がいますが、それは大きな間違いです。

原因は加齢によるホルモンバランスの乱れや、女性ホルモンの現象です。理由もなくイライラしたり怒りっぽくなったり、急激な落ち込みという症状が出たら更年期障害を疑った方がよいでしょう。

女性には更年期障害の専門薬や医師にかかることをおすすめしますが、男性の場合「こんなことで病院に行くなんて嫌だ」と拒絶するかもしれません。それなら近くの薬局に常駐している薬剤師でもよいですから相談してみましょう。

よい漢方やサプリメントを紹介してくれるはずです。

4.これまでの自分を改善する

言いようのない疎外感の中で生活することがないよう、まずは多くの事を少しずつ受け入れていく必要があります。

60代の男性にもイライラすることや、うつ症状が出たりすることを自覚し、それに対処することを受け入れ、また周囲の人や特に家族とのコミュニケーションをしっかりとるべきです。加齢によりできなくなることも多々あり、自分に対してすら怒りっぽくなることもあるくらいです。自分を受け入れる心構えをしましょう。

つい文句ばかりが口をついて出てしまい、家族に八つ当りをしても何も解決しません。それどころか、「歳をとって怒ってばかりだ」「付き合いづらい」といわれるのも不本意なはずです。

これまでの自分を振り返り、悪かったところがあれば素直に反省し、穏やかな60代を過ごすために努力するべきです。

60代はココロの安定を目指そう

60代の男性は、まだまだこれからやりたいことを始められるはずです。健康的な生活を送るためにも、心身の安定は欠かせません。まずは、周囲の人に相談することから始めてみてはいかがでしょうか。