60代がダイエットをする際のポイント

60代がダイエットをする際のポイント

最近のシニア世代は、健康志向が高く、美容面でも積極的といわれています。

シニア世代の実に4人に1人がダイエットを実行しているとの調査結果もあります。

若い頃はスリムな体型だったのに、気がつけば…。

いつかはダイエットをしたい…と考えているうちに、どんどんと歳を重ねていませんか?

60代は、気力体力ともにまだまだ現役。

ダイエットのラストチャンスともいわれる世代です。

60歳以上の人がダイエットをする際に抑えておきたいポイントを、食事、運動、ライフスタイルの3つの視点からまとめてみました。

1.バランスの良い食事を続けることが、ダイエットの近道

ダイエットというと、真っ先に思いつくのが食事制限です。

しかし、シニア世代が自己判断で食事制限を行うことはオススメできません。

食事を抜いたり、単品で済ますことで、摂取カロリーを抑えることはできるかもしれませんが、このような食事を続けていると、健康を損ねてしまいます。

子供世代や配偶者と同居されている方にも当てはまることですが、特に単身暮らしをされている方は、食生活がおざなりになりがちとも言われています。

食事作りが面倒になり、コンビニ弁当や外食に偏ってしまうことで、高カロリーな食事となり、結果として体重増となっているケースもあります。

それでは、ダイエットの近道、栄養バランスのよい食事に近づけるためのキーワードをご紹介します。

「まごわやさしい(孫は優しい)」食材の頭文字をとったゴロ合わせで覚えておきましょう。

ま(まめ)=豆類
ご(ごま)=種実類
わ(わかめ)=海藻類
や(やさい)=緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
さ(さかな)=魚介類
し(しいたけ)=きのこ類
い(いも)=いも類

毎食これらを全て摂取するのは難しい事ですが、1日3食の中で、もしくは、1週間の献立の中でもかまいません。

これらの食材を、まんべんなく口にするように意識するだけでも十分です。

また、年齢を重ねると、1回の食事量が少なめになってきますので、食事補助と言う意味での間食はOKです。

ただし、菓子などの嗜好品ではなく、小さいおにぎりや蒸かしイモといったヘルシーなものを選ぶようにしましょう。

2.運動は気楽に続けることができるものがベスト

効果的なダイエットを行うためには、適度な運動も必要です。

だからといって、いきなり激しいスポーツにチャレンジしても、疲れてしまうだけ。

特に、シニア世代は、心肺機能に負担をかけるような運動はオススメできません。

日頃、運動する習慣がなかった方には、リラックスして取り組めるライトなものからスタートさせましょう。

ゆったりとした動作が中心で、個人のレベルにあわせて強弱をつけられるスポーツとしては、シニア向けのヨガや太極拳、自彊術などはいかがでしょうか。

また、勝ち負けを競うというよりは、レクリエーション的な雰囲気で楽しめるゲートボールやグランドゴルフなども人気です。

金銭面でゆとりのある方でしたら、フィットネスジムのシニアコースから興味のあるものをセレクト。

専門トレーナーの管理のもと、無理のないプランを選ぶことができます。

平日昼間のジムは、子育てママとシニア世代が中心に集まっています。

アクティブシニアらしく、若い世代と同じフロアで、心地よい汗を流すのもよいでしょう。

フィットネスやスポーツクラブは、敷居が高いと感じる方は、公共施設などで開催されているシニア向け講座などを利用すると、低料金で手軽に体験することができます。

運動仲間作りの場としてもオススメです。

3.定期的に外出することを習慣付ける

定年後、生き生きと屋外での活動を楽しむ方は、現役時代よりもスッキリ体型をキープされるケースが多いようです。

一方、室内にこもりがちな方は、どうしても体重が増えてしまう傾向に…。

なにも、ダイエットするためには、特別なスポーツに取り組むことだけが、運動ではないのです。

定年前は、毎日定時出社、自宅と職場を行き来していた訳ですが、実はこの通勤時の運動量が大きなウェイトを占めていたりします。

朝晩併せて60分、徒歩移動だけでも、200キロカロリー相当を消費していたことになります。

200キロカロリーというと、お茶碗1杯分のごはんと同じです。

家にいるだけでは、毎日通勤で消費していた分のカロリーが消費されず、毎日上乗せされていくということになります。

ウォーキングや散歩が身体に良いとはわかっていても、毎日一人でカロリー消費のためだけに歩くというのは、つまらないものです。

できることなら、週のうち何日か、外出するための用事をつくるというのも、気軽なダイエットにつながります。

読書が好きな方であれば、最寄の図書館まで出向いてみるとか、趣味のサークルに加入し定期的に集合するといった感じでOKです。

目的のある外出先を設定することで、毎日の生活にもメリハリがつき、家族以外とのコミュニケーションも広がります。

60代からのダイエットは手軽に取り組めるものを

シニアのダイエットは、あまりハードルをあげすぎず、手軽に取り組めるものを気長につづけることが成功のカギとなります。

成人病予防の観点からも、バランスのとれた食事と適度な運動で、すこやかな毎日をすごしましょう。